不妊治療の保険適用における問題【2度目の治療中止】 【書きかけだけどアップしておく】


9月に浮上した「不妊治療の保険適用の解釈によって、今の治療に保険が適用されなくなる」という問題。病院が北海道厚生局に治療履歴を送って「適用される」という解答を貰ったにもかかわらず、北海道の保険適用審査委員が”独自の解釈”を貫くと主治医に宣言したようなので、北海道厚生局と北海道の審査員による解釈違いの確認が取れるまで、再び不妊治療が中止になってしまいました。

従来の助成金では「治療開始時の年齢が40歳未満で、治療によって一人目が生まれるまで」の間に採卵や体外受精を含めて「移植6回まで」の補助があった。

今回の保険適用でも、この助成金事業の枠組みを継承したのでカウントの方法は同じ。採卵の回数ではなく「治療開始から一人目が生まれるまで」の「移植の回数」をカウントするというのを確認した。

しかし、北海道の審査委員の医師は「採卵からの移植回数」をカウントすると強弁しているらしい。採卵してからが「カウントのスタート」になるので、39歳で不妊治療を開始して一度も着床・出産に至ってなくても「採卵した時の年齢から移植の回数をカウントする」から、今の私は41歳なので「保険適用の回数が3回」の枠組みになると言っているのだ。

しかも、社会保険診療報酬支払基金に以前問い合わせた時には、患者からは再審査請求ができないと言われたけど、行政の側からは「被保険者が再審査請求ができる」と教えてもらった。

保険適用のカウント方法や基準が全国で異なることはないと社会保険診療報酬支払基金も言っていたので、それじゃあ同じ問題に直面してる人が全国にいるはず。そう思っても、なかなか情報は出てこない。北海道の審査委員の医師はどういう根拠でこの解釈をしているのか、まずは教えて欲しいのだけど…。

9月、10月にもここまで調べるのに本当に何度も心が折れて泣いたりしてたのに、また同じ問題が浮上した。本当に意味がわからない。再審査請求でもなんでもしてやるよって思うけど、道内の医師同士の関係もあるようで、主治医は揉めたくなさそう。また各方面への問い合わせと「患者からの個別事例の問い合わせには答えない」などの心ない返事に心が折れる予感がするので、書ける時に書き残しておく。

追記(2024/10/02)
記事をアップしようと思っていたけどドタバタして、感情も乱高下して、遅くなった。結論から言えばこの時は結局、厚労省に私が直接問い合わせた。

厚労省に個人が問い合わせして良いのだろうかと悩んだが、代表電話で事情を説明するとあっさり不妊治療担当の課に繋いで貰え、担当の方も親身になって話を聞いてくれた。改めて個別の治療履歴から私のケースは問題なく保険適用ができることを確認して頂き、保険適用の審査が滞った時には「いざとなったら私の名前を出してもらって構わない」とまで言って頂いた。おかげで治療を再開・継続することができ、今は第一子の出産直前である。この履歴が誰かの助けになるならと思う。

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