【東大生note】あなたの知らない、時計の世界。
皆さんこんばんは!イケてるスリスリくんです。
本日は、私が大好きな「時計」についてご紹介したいと思います。
時計と言っても懐中時計、腕時計、卓上時計など様々ですが、今回私がご紹介するのは「機械式腕時計」です。
機械式時計とは、その名の通りゼンマイを巻き、脱進機(針の速度を一定化)等の機械的な機構を用いて時を刻む時計のことであり、いわゆる電池式のデジタル時計(クォーツ式といいます)とは異なるものです。
超有名どころだと、オメガやロレックスが挙げられます。
特にビジネスパーソンの方にとっては着けている時計によってその人のセンスが測られる場合があり、時計は非常に重要なアイテムなのです。
今回は、20・30・40代の世代別におすすめする機械式時計をご紹介します。
特に、これまで時計に興味のなかった方にわかりやすく説明しております。
また、今回はメンズウォッチについて解説しています。
今後はウィメンズについてもご紹介したいと思いますので、しばしお待ちくださいね。
それではいきましょう!
20代:出しゃばりすぎないものを
20代は元気溌剌なイメージがあり、つい目立つ時計をつけたくなるものですが、ここはぐっと抑えて「王道」かつ「落ち着きのある」時計を選ばれることを強くお勧めします。
というのも、上司よりいい時計をつけていると妬まれる可能性があるからです。
時計は非常にブランド性が高い商品ですので、いい時計を持っている若手は良くも悪くも「目をつけられる」可能性があるためです。
自分をランクアップさせてくれるはずの時計が逆効果になってしまうこともありますので、20代の方はあくまで「堅実」を意識しましょう。
さて、私のおすすめは次の2つです。
以降、全て「プライベート向き」の時計、「ビジネス向け」の時計の順にご紹介します。
オメガ スピードマスター プロフェッショナル
https://www.omegawatches.jp/ja/watches/speedmaster/moonwatch-professional/product
言わずと知れた、オメガ スピードマスター プロフェッショナル。
第4世代のスピードマスター(リファレンス:ST 105.012)は月面着陸の際に使用された時計の1つとして名高いモデルです。
おそらく「高級時計」に分類される機械式腕時計では最も有名なモデルでしょう。
実は私も20歳の誕生日に父からこの時計を譲り受け、バリバリ使い倒しております。
必要最低限の機能がシンプルにデザインされていながら独自の存在感を放つこの時計は、まさに20代の方が「目標」とすべき時計と言えるでしょう。
この時計の素晴らしいところは、本来高級時計の「複雑機構」の1つとして知られる「クロノグラフ」が搭載されていること。
クロノグラフとは簡単にいうとストップウォッチ機能です。私が撮影した拙い動画ですが、これをご覧いただければ使い方がおわかりいただけるかと思います。
この機能が直接役に立つわけではありませんが、やっぱりカッコいいんですよね笑
この時計をつけていれば、どんなお偉いさんに会うときにも怯むことはありません。
価格は40万円〜となっており、高級時計の中では手が出しやすいモデルです。
ミニマルでありながら唯一無二の存在感を放つスピードマスター プロフェッショナルをぜひお買い求めになってはいかがでしょうか。
ゼニス エリート クラシック
https://www.gressive.jp/tokimegu/2017/basel/zenith/04-02.html#gr
本モデルはスイス高級時計ブランド「ゼニス」による、エントリーグレードのドレスウォッチ(冠婚葬祭、式典や会食等での着用に適した腕時計)です。
ちなみにルパン三世のルパンがつけているのもゼニスの時計ですね。
スピードマスターとは趣が異なり、クロノグラフ等の複雑機構はなく、極限までシンプルに突き詰められた造形によってドレスウォッチとしての風格漂うモデルです。
また、写真にもありますように、背面がガラス張りのシースルーになっているのも魅力です。
ヒゲゼンマイが脈打つ姿を堪能するのは、この上ない喜びです。
私なら、営業でこれをつけている20代の方がいたら即契約しますね笑
なお、価格は50万円〜となっております。
この時計にビビッと来られた方は、
・オメガ デヴィル
・IWC ダヴィンチ
などもお調べいただくとより興味を広げられるのではと思います。
30代:落ち着きがありながらも、冒険心を
仕事もプライベートも、若々しさと大人の余裕が共存する時期です。
20代よりも少しランクアップした時計を目標にされるのはいかがでしょうか。
堅実さを持ちながらも少し遊びゴコロのきいた、瀟洒な時計も選択肢に入ってきます。
私のおすすめは以下の2つです。
ウブロ ビッグバン
こちらは1980年設立の新興メーカー「ウブロ」による人気モデル、「ビッグバン」です。
上に掲載したモデルはサイズ(直径)44mmのスチール製のものです。
ウブロはかなりスポーティでしゃれた時計が多く、いい意味で「映える」ものが多いです。
また、フェラーリとコラボした専用時計なども制作しており、技術力は「雲上」と呼ばれる老舗(パテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタン)にも引けを取りません。
そのため、特にオフタイムは自分を格上げしてくれる相棒としてあなたに寄り添ってくれるでしょう。
価格はおよそ130万円〜です。
フランクミュラー トノーカーベックス
こちらは1991年設立の新興メーカー「フランクミュラー」の「トノーカーベックス」です。
トノーとは上の写真のように、長方形の2辺が膨らんだような形のことをいいます。
フランクミュラーは非常に突飛なデザインや機構を搭載することが多く、「異端児」として扱われることも多いメーカーですが、個人的に「トノーカーベックス」は真面目さを追求した極めてエレガントな時計だと考えています。
上に掲載したトノーカーベックスはまさにその典型で、シンプルな造形の中に組み込まれた目を引く針の形状、盤面に掘られたギヨシエ彫り(細かい波形のような彫り込み)など、見ていて全く飽きさせない丁寧な作り込みがひと目でわかります。
堅実ながらも実は遊び心満載のこのモデルは、まさに新進気鋭の30代の方が目標とするにふさわしいモデルであると思います。
価格は個体差が非常に激しいため一概に言えませんが、100万円弱〜あたりから購入可能です。
他にも、30代の方におすすめの時計として
・ロジェデュブイ エクスカリバー
・ジャガールクルト マスター
・ブレゲ マリーン
・IWC ポルトギーゼ
などが挙げられます。ぜひご自身で「これだ」と思うものを探してみてください。
40代:自身のオリジナリティーを示す、渾身の一本を
40代の方は、仕事にも脂が乗り、大人の余裕を醸し出す時期です。
社会的にも相応の立場となり、部下をまとめたり、自分の裁量で物事を決定していくこともあるでしょう。
そんなタフな環境で頑張るあなたの「第2のパートナー」となる、とっておきの時計たちをご紹介しましょう。
ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ
オフタイムの最高のパートナーとしておすすめするのが、「雲上ブランド」のひとつ、ヴァシュロンコンスタンタンのオーヴァシーズです。
世界最古の老舗としてもその名を知られる高級時計界の最古参です。
オーヴァーシーズ(overseas)はその名の通り海外を飛び回るアクティブな層に向けて作られたモデルで、15気圧防水という高い防水性能、60時間パワーリザーブ(ゼンマイを巻き切ってから60時間動く)といった実用性も兼ね備えたモデルです。
パテックフィリップ、オーデマピゲという他の雲上ブランドに比べると存在感が曇りがちなヴァシュロンコンスタンタンですが、控えめでありながらもトレードマークのマルタ十字を思わせる特徴的なデザイン、気張らずに着用できる実用性などは他には真似できない唯一無二のものであると思います。
大人の余裕と色気をプンプンに漂わせるヴァシュロンコンスタンタンを、ぜひ人生のパートナーとして選ばれてはいかがでしょうか。
価格は250万円〜となっております。
本モデルとの関連として、
・ランゲ&ゾーネ オデュッセウス
・オーデマピゲ ロイヤルオーク オフショア
・パルミジャーニフルリエ トンダ
などが挙げられます。
ランゲ&ゾーネ サクソニア
「雲上」と言われる3ブランドに並び称されるのが、この「ランゲ&ゾーネ」というブランドです。
高級時計はスイスが圧倒的多数ですが、ランゲ&ゾーネはドイツで生まれました。
このブランドに特徴的なのは、なんと言ってもその「重さ」でしょう。
物理的に重いということではなく、とてつもない重厚感が漂っているのです。
まるで太古の昔からずっと存在し続ける秘宝のように。
今回ご紹介する「サクソニア」は、機能的にはこれ以上単純にできないほどシンプルです。
秒・分・時それぞれの針しかなく、それ以外の機能(クロノグラフや日付表示)は1つも搭載されていません。
それでいて、ひと目でわかるランゲ&ゾーネのデザイン、圧倒的な風格。
これはもはや40代というより50代の方が身に着けるべき時計なのかもしれません。
「究極」の時計のひとつと言っていいでしょう。
価格は190万円〜となっています。
このモデルに興味を持たれた方は、
・パッテックフィリップ カラトラバ
・ヴァシュロンコンスタンタン パトリモニー
・ブレゲ クラシック
なども調べてみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ここにご紹介したモデル以外にも、時計はそれこそ星の数ほどあります。
時計の素晴らしさは一言では語り尽くせませんが、やはり一度店頭に行ってみて、実機をご覧になることを強くお勧めします。
なぜ一本数百万円もするのかが、頭ではなく身体で理解できることでしょう。
これをご覧になった皆さんが、少しでも時計に興味を持っていただけたら幸いです。
同じ時計好きとして。
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