ユーザー名は思い出の曲｜はじめてのnote

sugao。
このユーザー名は、
ユーザー登録をするときに、直前まで口ずさんでいた曲、
パスピエの「素顔」から。
「すなーおになりーたい」
聞くのも歌うのも久しぶりだったこのフレーズが浮かんだのは、自分の素直さがどこかへ埋もれてしまったと最近たまに考えていたからで、
文章を書いて、公開してみたいと思ったのは、素直な自分でもう一度外の人とかかわりたいと思ったからだ。

ありのままをみせるとか、そんな強気なことは言えないし、リアル世界で真っ裸にはなれない。靴下すらも脱げない。ただ、自分のアホさやできなさ加減、好ましくない部分を軒並みを隠すことの是非を問うてみた上で、
もしかしたら、
noteでこっそりなら、片肩くらいちら見せできるかもしれないと思った。
梅雨時の洗濯ものみたいに素直さも、カビたり腐ったりする前に掘り起こして、たまに光と空気にさらした方がいいのではないだろうか。

素直な自分は、恥ずかしくて、イタくて、ハズれたことばかり考えるし、
自分が書く文章は全然好きじゃない。厳密には、自分の中の、客観視を担当する他人役の自分がいけ好かないといい、好きだと言わせてくれない。
誰にも読まれないことを祈る気持ちと、誰かが読んでどう思うのか気になる気持ちと、読んでくれた誰かが自分とかかわってくれるかもしれないと夢を見る気持ちが代わり番子にでてくる。誰かに読まれる想定で文章を書きながらも、人の目に触れることを怖がっている。矛盾している。

そんな自分の恐怖と妄想は一度わきにおいて、
アホのふりをして、勢いで、最初の投稿をしてみる。
難しく考えずに、ただ書きたいから書く。そんな潔い人に…はまだなれなさそうだ。