人が集まる大阪
2024年9月「グラングリーン大阪」が大阪駅前のうめきた区域にオープン
しました。
(1)心地よい空間
巨大ターミナル駅前に緑あふれる都市公園がある、すてきなエリアです。
多種多様な植物と木々の中心に広々とした芝生広場があります。街の中心に緑のあふれる公園があると気持ちが安らぎます。
うめきたはとても心地よい空間です。多くの人が集まり、みんな楽しそう
です。
(2)つながる鉄道
大阪駅から新幹線駅である新大阪駅に乗り入れる私鉄路線の建設が構想されています。阪急電鉄の「新大阪連絡線」です。『大阪~十三~新大阪』と
いう路線で、大阪駅はうめきたにあるJR西日本の地下ホームを使用します。
大阪駅とJR難波駅・新今宮駅を結ぶ「なにわ筋線」も計画されています。
これらの新路線が完成すると、新幹線新大阪駅と関西国際空港が鉄道路線で
直結できることになります。
新幹線駅から国際空港までのアクセスは飛躍的に向上します。
移動の利便性が高まるとより多くの人が集まります。
(3)大阪の魅力
一昔前、大阪のイメージは「妖しげなアジアの近未来都市」だったと思い
ます。昭和の終わり頃に公開された映画「ブラックレイン」の舞台になった大阪は、近代的だけど猥雑な雰囲気の都市でした。アジアの大都市の裏通りのにおいのするこの雰囲気は、独特の魅力があり人が集まりました。
令和の時代になると「妖しい雰囲気」はめっきり少なくなりました。
緑あふれる空間やスムーズな交通アクセスは、とても魅力的な雰囲気の
インフラです。人を惹き付けます。
(4)迷路な大阪
大阪の雰囲気が変わってきたこともあり、昨今は多くの外国人観光客が
大阪を訪れます。道に迷っているような人には、なるべく声をかけて
道案内をするようにしています。
「JR大阪駅から難波へはどう行くのか?」
「JR北新地駅から京都へはどう行くのか?」
よく聞かれる質問です。
『大阪では道に迷ったら教えてくれる人がいる』と思ってくれる人が増えれば、大阪の魅力アップに貢献できたと自負できるのでうれしいです。