「ガロア理論の頂を踏む」行間メモ
「数学書って、難しくて読めないでしょ?」
「数学って、面白くないよね?」
この2つの問いの答えは、
どちらも、
YESかもしれません。
初心者のうちは、
数学書に書いてある日本語は読めても、
何についての話かは、さっぱりなことが多いです。
その理由は、
数学書は限られたページに
豊富な内容を載せる必要があるので、
どうしても
「当たり前にわかるだろうこと」
は省略されてしまいます。
「当たり前にわかるだろうこと」が
省略されている箇所は、
俗に「行間」と呼ばれています!
「行間」があると、省略された部分は
読書が自身で補いながら読まないといけません。
行間が多い数学書は、
プロにはスッキリしていて好まれますが、
初心者には
「なぜここから、このように言えるんだ?」
と避けられがちです。
どんなに簡単な数学書でも、行間は少なからず存在しています。
行間がある、
つまり、省略された箇所がある場合には、
なにが省略されているか判れば苦労しませんよね。
行間に隠された内容をオープンにして、
それを共有できれば、
もっとスムーズに数学書を読めるだろうな〜と思っていました。
数学を勉強するハードルが
少しでも下げられれば、もっと多くの人が数学を楽しめていいな〜という思いで、
これから
「行間メモ」
という企画をはじめます!!!
まずは「ガロア理論の頂を踏む」という
ガロア理論を学ぶときの入門書として有名な本について、
行間を埋めていく
「行間メモ」の連載をしたいと思います。
すでに1章〜5章は、X (旧Twitter)にあげています。
ラスト6章から、noteに記録しますね!
この行間メモが、みなさんの行間埋めに役立てば何よりです。
一緒に読んでみましょう!