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スト6パワーを鍛えるトレモの使い方(応用編)

こちらでは基礎編では使わなかったレコーディング機能を中心に取り扱います。

飛び込みからの崩しを鍛える

ではまず、下記の動画を見てください。相手はガード後最速で4F打撃を擦ります。それに対して飛び込みをガードさせたのは貴方としてください。動画のような動きをしていませんか?

正直に言って、これはマスターリーグでMRを増やせない人の特徴です。せっかくジャンプ攻撃をガードさせたのに小技を打っている。正確には【連続ガードになるタイミングで打撃を打っている】のが問題点です。
ジャンプ攻撃は攻撃の強度や当てたタイミングで有利フレームが変動します。ジャンプ弱攻撃だと有利フレームは小さく、中>強と大きくなっていきます。なので、殆ど有利フレームがないジャンプ弱攻撃からの弱攻撃はほぼ暴れ潰しとなるので問題は有りません。
しかし、中、強攻撃から最速で地上の弱攻撃をガードさせるとほぼ連続ガードとなり、前述の動画のように弱攻撃をガードしてから弱攻撃暴れを出しています。
ではどうするか?ジャンプ攻撃の後に【連続ガードにならないタイミングで地上攻撃や投げを出す】のが正解となります。それを練習するために以下の設定を行いましょう。

ダミー設定>ガード>すべてガード
ついでにガード切り替えは行うであることを確認しましょう
続いて反撃設定からガードリバーサルの欄を開き、その中に1つだけON行動にして、攻撃の種類は発生4Fの打撃にしましょう、キャラによっては4F打撃がしゃがみ弱Pとは限らない場合もあるのでここはよく調べておきましょう。

この状態でトレーニングを開始。練習法は
・ジャンプ攻撃をコンボの入る高さでガードさせる
・その後ちょっと遅らせてから打撃(ここで撃つ打撃はカウンター時コンボ始動になるものが良いです)または、遅らせての投げを行いましょう。
そしてこの時成功すればこちらの打撃や投げが4F打撃に勝ちます。
練習中の模様を録画しましたのでこちらを参考にしてください。正しいタイミングで打撃や投げを出せばカウンター表記が出ています。しかしタイミングが悪いと逆に相手の4F打撃を食らっています。
これを繰り返し、J攻撃の後正しく4F打撃を潰せる動きを体感で覚えるのが大事です。

https://twitter.com/ojinjinm/status/1871189052894105907

起き攻めの密度を上げる練習

次は主に投げ重ねをする端攻めでの練習です。
1つのパターンは前回の反撃設定の応用です。

今回も反撃設定を用いますが、今度はガードリバーサルではなく、ダウンリバーサルのページを開きます。そしてやはり4Fの打撃を設定します。
ダミー設定の方は状況に応じて適宜変えてください。基本的にはガード>2段目移行ガードに設定でOKだと思います。


というわけで練習です。基本的にコンボや投げを決めての起き攻め状況を作ります。
これはケンの立ち中P>強Pタゲコン>奮迅竜巻>前ステ2回で5F有利を作っているところです。ここから投げを仕掛けるのが鉄板です。
正しく投げが重なっているので、4F打撃をもらうことなく投げをカウンターで取れています。打撃の場合も同じようにカウンターで打撃が取れていればよいです。

これで技重ねができてるかの確認も大事ですが、他の練習もこのダウンリバーサル設定でできます。それが主に投げ重ね関連です。

柔道を仕掛ける練習

画面端での投げを連続でループさせる、所謂【柔道】は本作の読み合いを支える1つの柱です。
ここでは柔道を仕掛けた際、ミスをしていないか確認しましょう
画面端への相手に投げを仕掛ける際、ダウンリバーサル設定を以下のようにしましょう。

通常投げディレイ6~10F程度
しゃがみ弱P(4F打撃)
前方ジャンプ
垂直ジャンプ

この状態で投げを重ねる練習をしましょう。タイミングが悪ければ4F打撃に殴り負けてしまうので、その場合はしっかり投げでカウンター表記が出るようにタイミングを覚えましょう。
そして垂直ジャンプや前方ジャンプは投げを回避しますが、恐らく対空技でのフォローが間に合います。必殺技で対空が出来るキャラはそれが出来るか確認しましょう。所謂【振り向き昇竜】が出せるようにコマンドも練習です。
コツは投げを入れながら昇竜コマンドを入れる意識を頭に残しておくこと。当然ジャンプ軌道を見て振り向き昇竜なのか、通常昇竜でよいのか?という判断も忘れずに。

地上で投げがスカっていますが、方向キーは前に入れたまま。こうすれば下>右下+Pと入力すればこの垂直ジャンプは迎撃できるはずです。

シミーの密度を上げる練習


本作の投げが絡んだ攻防は非常に複雑です。投げに対してバクステをもらったり、無敵技を貰ったり、前ジャンプで投げを回避されつつ画面端を逆に背負わされたり・・・と。だからといって対の選択肢で打撃を重ねに行くとジャストパリィで返されたり・・・というわけで「相手の行動を見てから返し札を撃つ」というのも上に行くには必須となります。なのでここでは多数の選択肢から最適解を選ぶ練習をします。
今回の設定はかなり複雑です。

ケンの場合このように設定しました。まず遅らせグラップ。ディレイ設定を6~12Fぐらいにすればよいかと思います
そしてしゃがみ中キック。これはシミー狙いで下がっている相手を狩る相手の逆択想定です。同様に最速ジャストパリィ、OD昇竜拳もこの部類に入ります。
そして最後に投げ読みかつ画面端脱出を想定した前ジャンプを入れています。

この設定で、画面端で投げを繰り出して、その後シミーが取れる距離へ移動しましょう。

あと一歩踏み込めば投げ間合いぐらい(相手のグラップで投げられないギリギリの距離)でしゃがみガードで待ちましょう。そして各自行動に対して最適行動を行いましょう。
この画像のように、グラップだった場合はシミーの打撃を【見てから】入れられるようになりましょう。大体6~8Fでパニカンで大きなリターンが出せる打撃が理想です。ケンならばしゃがみ中Pやしゃがみ強Pとなるでしょう。
OD昇竜やしゃがみ中Kはガード。前者の場合は当然パニッシュカウンター始動の大ダメージコンボを叩き込む練習もしましょう。
相手がドライブパリィを入れていた場合、見てから投げを入れましょう。正しい距離で待機できていれば、投げ間合い外から投げることが出来ます。何いってんだこいつと言われそうですが、これはドライブパリィのペナルティで、ドライブパリィ構え中は投げられる距離が拡大しているため、本来なら投げられない距離から掴むことが出来ます。青い光が見えたら投げる!
最後に前ジャンプ。この場合は振り向き対空や逃げJ攻撃による対空が解答となります。これらを見てから反応できれば相手へ与える画面端でのプレッシャーは大きなものとなります。

この練習は応用が利き、キャラによりますが、所謂中足ラッシュからも同じ練習が役に立ちます。前述の状態+ガード状態を全てガードにすれば中足ラッシュ>小技ガードさせからも同じような攻防が行われるので、そこで見てからシミー、パリィを見てから投げ・・・と中足ラッシュ後の攻防にも強くなれます。

今回は中足ラッシュのあとなので、ダウンリバーサルではなく【ガードリバーサル】に登録しましょう。前方ジャンプはバクステに変えてもいいかもしれません(写真では4F打撃にしてますが)


後は中足ラッシュ>弱攻撃>微下がりとしてから適宜前述の行動への最適解を選んでください

実は今回で終わりにしようと思っていたのですが、後2,3個説明できるのあるよな・・・と頭を抱えています。ここまででもかなり密度がある練習なのですが、更に密度のある練習がいくつかありまして・・・うーんうーん。

とはいえ記事的というか人間の脳みそは1回の情報を処理できる量には限界があるので、今回の記事の物量を考えたら今回はここまで!ということで余裕があれば更に濃ゆい内容をお届けするかもしれません。

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