備忘録、音楽。
高校1年からバンドを始めて、本格的に始めてからは早4年と言ったところだろうか。
ずっと私はギターとボーカルを変わらずやっているけれど家族からはお前は歌が下手だから歌うな、とかヘタクソとか聞いてらんないとか、昔ほどじゃないけど今でも言われ続けている。
これが全ての原因ってわけではないんだけど、これがかなり引っかかってて音楽に対する自己肯定感が著しく私は低いし、事実、元がすっごく下手なので褒められるのは得意じゃない。
でも最近は結構褒められることも多くて、正直どんな顔したらいいかわからない。私は下手だという前提で生きているし、素直に喜んでいいのかわからない。褒められてもなかなか信じられない。褒められても家族に下手だと言われることが頭によぎって悔しいとか、嬉しいとか感情がごちゃ混ぜになってライブ終わりとかは帰って一人で泣いている。今もこうして泣いている。
私は音楽が1番にやりたいわけじゃなくて、本当は他にやりたいことがあって、そっちで忙しくてなかなか全ての力を音楽には振れないし、オリジナルとかもっとやりたいけれど、なんせ音符も読めない、バンド以外の音楽経験ゼロだからずっと手探りで音楽を生きている。貶されることもあったけど曲がりなりにも私はいつも本気だったし、試行錯誤し続けたし、私なりの向上心で持って私は生きてきた。
だから、多分、褒められると頑張ってきてよかった、とか報われたなぁって思って嬉しくてたくさん泣いちゃう。どれだけ時間が経っても思い出して、よく泣いている。でも一緒に家族から言われた言葉も思い出すから少しは悔しくて泣いちゃう。
言葉は呪いだから、私は囚われているんだと思うし、これからも囚われ続ける。それでも私がまた頑張って、私を認めてくれる人が増えるなら、誰かがまた私を肯定してくれるなら、また私は立ち上がると思う。言葉は同時に人を幸せにする力を持っている。
私は今日も歌う、明日も歌いたいし、これからも歌いたい。私のために。すべてのために。
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