her lip toを買ってしまった。
her lip toを買ってしまった。
憧れだった。
こじはるの体型が骨格ストレートなようで骨格ウェーブも混ざってて(後に骨格ロマンティックという存在を知るんだけど)自分の体型と似ていることも気になる理由のひとつだったし(もちろんあんなお手入れの行き届いた体ではないんだけど)、デザインも可愛くてドンピシャだったのに、お洋服はセールで買うかプロパーなら15000円以上出さなかった私には、ワンピース1着20000円オーバーのher lip toは完全に観賞用だった。
ときどきHPを覗いては、可愛いなと見て、値段を見て、似たの買おー、なんて思って閉じていた。
それなのに、買ってしまった。
きっかけは、友人がハマったことだった。
私たちはよく洋服を見てはあれ可愛いこれ可愛いと言い合ってて、イメコン診断いきたいよねとか、そんなお話ばかりしていた。
ある日彼女がher lip toを見つけて、あ、知ってるよ、可愛いよね、なんで会話をしてたら、彼女が凄い勢いで買い漁り始めた。笑
私は見るだけと決めいたので、爆買いじゃんーなんて笑っていた。
それが、彼女に誘われて春にポップアップに行ってしまった。
行っても、見るだけで買わない自信はあった。
記念に1着くらい買ってもいいかなと思ってはいたけど、まぁ買わないだろう、私だし。と思っていた。
フォトジェニックな空間で、セールで買ったお姉さん系の可愛いお洋服を着て、お写真撮って帰ろう〜なんて思っていた。
それなのに、
ときめいてしまった
どうしようもなく、ときめいてしまった
事前にHPを見てチェックしていたワンピースや、お友達にも「これ似合うんじゃない?」って言われたワンピースには脇目も振らず、私はふんわりとした薄手の布をたっぷり使ったシンデレラみたいなワンピースに完全に心を奪われてしまった。
ふわふわゆれるスカート、ぽわんとした袖、きゅっとしたウエスト、大胆に開いた胸元、クリアで淡いブルー。
なんてこと…
好きが詰まってる…
どこに着ていく?
小さい子もいる。毎日仕事もある。このドレスとしか言いようのないワンピースをどこに着ていく?
いやでもそんなことは置いておいてどうしようもなく胸がときめく可愛さだった。
そして私に似合っていると、どうしようもなく思ってしまった。
年相応じゃないかもしれないし、着ていくところはないかもしれない、でも、胸がときめいて、脳みそが活性化しているのを感じた。
her lip toのポップアップは、ドリンクをいただける。
おしゃれな空間でそのドリンクを飲みながら、すでにher lip toのリサーチに長けていた友人にサイズのアドバイスをもらいながら特設サイトでポチってしまった。
抗えなかった。
イメコンに合った、自分に似合うお洋服を買うということも楽しい。痩せて見える服、顔色がよく見える服、更にコスパの良い服は魅力的。だけど、それ以上に、ときめくお洋服を買うことがこんなにも幸福感を得られるものだったことをしばらく忘れていた。
届くまでは、やっぱりいらなかったかな…やっぱり着ないかな…なんて考えたが、発想通知がきたら、また胸が躍った。幸せ!
her lip toの段ボールは、her lip toのガムテープで止めてある。
かわいい。
こじはるのポストカードが入ってる。
かわいい。
ベロアのような素敵な手触りのハンガーがはいってる!
嬉しいかわいい!
テレワーク中のすっぴんメガネで、まずは着てみようと淡いブルーのワンピースに袖を通す。
可愛い。
私の顔面やボサボサな髪の状態は置いておいて、このワンピースはなんて可愛いんだ。幸!
このドレスを着てどこにいこう。
シンデレラみたいだからディズニーランドは行かないと。
銀座でお買い物もしよう。
結局妄想通りどっちも行った。
ときめくお洋服はときめく生活も与えてくれる。
いや、実行したのは自分だ。
ときめくお洋服は、私に行動力を与えてくれる。
結婚する前は、デートの前にお洋服を買ったりしていたなぁなんて甘い気持ちを思い出したりもした。
もともとオタク気質なもので、その1着をきっかけにあっという間にハマった。
まぁ、元々財布の紐は固いタイプなので友人のように爆買いはしないものの、「今月はコロナで予定がなくなったからお金浮いたな…」「ボーナスでたな…」「次の旅行にこれ着て行きたいな…」と理由を探す。
そして、どうしようもなくときめいてしまったら、理由なんて関係なく買っている。こわい。
自分の稼げる範囲で幸せを手にして、自分の機嫌は自分でとっているから良しとしたい。
テレワークで7キロ増えた体重も、可愛い洋服に見合う自分になりたくて3キロ落とした。
やってやれないことはない。あと4キロ!
これからAWが来るなんて。実は試着の権利も取れてしまった。危険だけど楽しみだ。早くボーナスが欲しい。仕方ないから働こう。
インスタ、Twitterの、こじはるだけではなくプレスの4人の可愛いこと!
驚くことに、大好きだったはずのファストファッションを買わなくなった。
プラマイはマイナスだろうけど、使い捨てのように扱っていた服を手にすることは無くなって、これはこれで流行りのSDGsに乗っている、かな?
自分で自分の幸せを手に入れるのは、楽しい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?