重たい or 気の乗らない仕事に手をつけるには?
本当はやらなきゃいけないんだけど、なかなか手をつけられない…
そんな仕事、あなたにはありませんか?
ぼくには、ある。めちゃくちゃある。ありすぎて仕事が反乱を起こして困っている。あとから痛い目に合うことを頭ではよぉくわかっているのに、やめらないんだよなぁ、これが。
目黒のタリーズでDNAパブリッシングの営業会議を終える。気分転換のために席を移って仕事を再開。いくつかの仕事は、テキパキと取り組めてサクサク進む。仕事が思ったようにはかどると気持ちがいいもの。気分よく次々と仕事をこなしていく。デキるビジネスパーソンのように。
しかし、あるとき、ピタリと手が止まる。
足元に置かれたカバンをごそごそと探って読みかけの小説を手に取る。椅子に深く腰掛けて、小説のページをめくりはじめる。時間感覚は失われるが、数十分は経過していたことだろう。ページをめくる手が止まっても、スマホでツイッターを眺める。そうしてまた、小説の世界へと戻ってゆく。
そうしてまた、いっときの時間が経過する。一息つくために、目の前にある汗をかいたevianのペットボトルを口にしながら、ふと思った。
あれ、どうして"この仕事"には手をつけられないんだろう?
ふとした疑問に思考を巡らせると、すぐに答えは出た。その仕事が、"重たい仕事"だったからだ。これはいい機会だと、他にも手をつけるのが億劫になる仕事についても考えてみると、"気の乗らない仕事"という可能性もあることがわかった。
1、重たい仕事 = やり切るのに多大な集中力や労力を要する仕事
2、気の乗らない仕事 = 単純に好きではない仕事
あなたにも、なぜだか手をつけられない仕事、手をつけるのが遅くなってしまう仕事があるとしたら、それはどちらかの仕事である可能性があるのではないだろうか?
2の仕事の場合には、できるだけその手の仕事が減るような環境を作る工夫が大切だろう。雑務的なものであれば、誰かに代わりにやってもらえるようにしたり、好ましくないクライアントさんとの仕事であれば、やりがいのあるクライアントさんを増やすことに注力しよう。簡単ではないかもしれないが、なんとかしようという諦めない姿勢から道はひらけるのだと思う。
さて、1の仕事の場合には、今回ぼくがやってみたのは、「いっせーのせっ!」でとにかく勢いをつけて手をつけるという作戦だ。もちろん時間を決めて、●日の14〜16時はこの仕事に取り組むとスケジュール記入をしてできる人はそれでもいいと思う。
それができない場合には、ほっぺたをパンパン叩きでもして、いますぐ取り組むのだ。と、そのときのポイントがある。それは、その時間はたった5分でもいいということである。なんなら、まずは1分でもいいかもしれない。とにかく、手をつけることが大切なのだ。やってみたら、意外と時間を忘れてのめり込んでしまうことだって大いにあり得る。あとは一度手をつけると、二度目以降はずいぶんと楽になるから不思議なものである。
と、偉そうなことを書きながら、ぼくはまだ手をつけていない。この記事をテコにして、ダメ野郎なじぶんを動かす作戦を取ることにしたのだ。
まず5分やります。はい。
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今日はNY在住のパーソナルコーチと電子書籍制作の打ち合わせです。最近は海外在住の方と仕事をする機会も増えてきました。海外住まい、海外を転々とする暮らしも当たり前になりつつあるのですね。ぼくもその未来を、頭に入れておこうっと。
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