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大切なあなたへ -付言事項-

どうも~。終活日日是好日不動産のスエビバです!
今日は遺言書の『付言事項』について書いてみようと思います。

遺言書の付言事項(ふげんじこう)って聞かれたことありますか??

付言事項とは、法的効力を持たない記載事項のことで、遺言書に絶対書かなければいけないものではありません。ただ、遺言者(自分)の気持ちや想いを残された人に伝えることが出来るひとつの方法です。また、遺言書のように決められたルールもなく、堅苦しい文章ではなく自由に書けるので自分の想いをそのまま伝えることが出来ます。

私は、10年間身元保証団体で勤めていた際に遺言書に触れ合う機会が多く、数多くの方の遺言書を見てきました。そして、その中の『付言事項』についても数多く見てきました。時には、遺言相談の中でご家族にメッセージを残されたいと申し出があり、『付言事項』を残されてはいかがですか?とお話したこともあります。

遺言書を作成することでのメリットは、たくさんあります。
①相続人同士が揉めることなく、相続手続きが出来ること。
※絶対ではありませんが、確実に揉めるリスクは軽減出来ると思います。
②遺産分割協議が不要になります。残された方の手続等の手間が省けます。
※遺言書を作成しておけば、誰に何をどれくらい相続させるのかを決めることが出来ます。
③また、残された相続人だけでなく、自分がお世話になった人や支援している団体などにも金額関係なく自分で指定しておくことも可能です。

私達の仕事は生前からサポートに入り、最期を看取り、死後の事務手続きを行っていたので付き合いがとても長くなる方もいます。

その中でも『付言事項』はとても個性が出るというか、残された方の気持ちがいつまでも遺言書の中に残っていて、とても胸が熱くなるような気持ちをさせれれることが多かったです。

私がこれまで携わせていただいた方々は数多くいらっしゃいますが、本当に人それぞれの人生の歩まれた想いが『付言事項』には残されていました。
家族や知人への感謝の気持ち、相続の心配をした内容や自分自身のこれまでに考え方などある方は謝罪の言葉だったり本当に千差万別です。

私も遺言書をこれから書こうと思います。
人間、いつ死ぬかなんてわからないですもんね。
生きている間に感謝をいつも伝えれていれば必要ないかもしれませんが。
生きることも大変だし、死ぬことも色々大変だなぁ~といつも思いながら、毎日過ごしています。

と、今日はこんな感じで終わります。

こんな話を最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
また、お時間あれば是非お立ち寄りください。
後、スキとフォローをいただければ元気が出ますので、どうぞ引き続きよろしくお願いします<m(__)m>


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