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あなたの土地を高値で買い取ります。

どうも~。終活日日是好日不動産のスエビバです!
今日は人の不安心理をつく詐欺商法について私が実際に対応した事例を書きたいと思います。悪い事考えるんやったら、良い事考えられんかなぁ~。。

私は10年間高齢者サポートの団体で利用者さんの不動産のこと、
住まい・暮らしを中心に相談業務をしてまいました。


●Bさん 女性70代後半。約30年前に夫に先立たれています。

30年前に夫と那須に土地を買った件で相談で来られました。
今まで買ってから一回も行ったことがないらしく、今は場所すらわからない土地のことについて、SAGIコンサルティング不動産から連絡が3回ぐらいあったとのこと。

電話の内容はというと・・・。
Bさんの所有されている土地を買い取りたい。
某企業がBさんの所有土地の周り一帯を買い取って、企業の保養施設にしようと考えている。今なら高く売れるチャンスです。Bさんの周りの人は話がついてきています。と言ってくるとのこと。
是非、一度直接会ってお話を聞いてほしい言われてしまい迷っている。

私はBさんにこれは間違いなく原野商法の二次被害詐欺の手口ですよとお伝えしますが、Bさんも30年前に買った土地を手放したくて仕方がなく、出来るなら早く売ってしまいたい気持ちが先行しています。
お子様もいないBさんにとっては、この負動産(土地)を甥や姪に残したくない思いでいっぱいです。Bさん自身も怪しいとわかっていても、会ってお話を聞いてみたいとのこと。

なるほど。。Bさんの気持ちは痛いぐらいわかりますよ~。
でもね、会ったら最期なんですよね。彼らの巧みなセールストークに乗せれてそのまま契約になっちゃいますよ。

そこまで会ってお話をしたいのなら、一度私から連絡を取って弊社の事務所でお話しましょうと伝えてみては?と提案。
Kさんは、それはいいわ~となりKさんの目の前で連絡をすることに。

まずは、KさんからSAGIコンサルティング不動産のT氏に連絡を入れていただき、途中でお電話を代わります。

T氏は平静を装った声色で挨拶をしてきます。
私は、是非良いお話だと思いますので、一度お話をご一緒に聞かせていただきたいです。T氏のご都合の良い日で直接弊社の事務所でお会いできませんか?と話します。
T氏は了承するもののKさんと私の関係性を聞いてきます。
私はKさんと関係性(身元保証サポート団体)を伝えます。

T氏からは今、外出中なので事務所に戻らないとスケジュールが分からないとのことで後日連絡を私に下さるようにして終話しました。

Bさんにはお電話がかかってきても電話には出ないで下さいよとお伝えし相談を終えます。

後日のお話は次回につづく~。


ここまでご一読ありがとうございます!!
引き続き次回もお立ち寄り頂けたら幸いでございます(^^)/
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