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あと10年しか生きられないとしたら


なにをしますか?


試写会にご招待いただき、一足先に観させていただきました。
予告映像を観たときから気になっていた作品。
観終わったあと、心がスッキリして疲れが飛んでいきました。

切なくて悲しくて
温かい涙が溢れて止まらなかった。


僭越ながら私の感想を綴ります。
茉莉ちゃんのような文章は書けないけれど。




日本だから撮れた映像。四季の移り変わりの美しさ。

10年のときを撮るために1年をかけた監督のこだわりが
この作品の美しさだと思いました。

時代を感じるビデオカメラの映像も
茉莉ちゃんの目線が感じられて入り込むことができる。

RADの音楽が流れるシーンはとても美しく、最後まで愛を感じた作品でした。



すごく驚いたのは
坂口健太郎さんの変化です。

ダサかった和人がとてもかっこよくなっていく様子が
顔や身体に表れていて
容姿のかっこよさとは違う
大人の男性としての強さと優しさが本当にかっこいい。

かっこよくなった和くんの優しさ溢れる言葉が印象に残っています。

きっと誰も言えなくて
けれど言ってほしかった
その一言が
和くんから茉莉ちゃんに届けられたこと
あのシーンは温度のない白色の世界に涙が溢れた。





もちろん小松菜奈ちゃんも可愛くて
ゲレンデマジックがかかった茉莉ちゃんが1番のお気に入り。

生と死を表現する身体の変化と表情が
ジャパンプレミアで涙を流した菜奈ちゃんの本気なんだろうと想像する。




あと、黒木華ちゃんがハマり役でした。
妹のことを誰より考えるお姉ちゃん。
浅田家!のわかめちゃんとはまた違う愛に溢れた女性
黒木華ちゃんらしいお姉ちゃん役ですごく好きでした。



もうすぐ訪れる桜の季節。
ビデオカメラは持っていないけれど
今年は映像に収めたい。

満開の桜の木を見上げたとき
きっとこの作品を思い出す。




あと10年しか生きられないとしたらなにをしますか

私は生きることを目一杯楽しみたい


※画像は全て公式からいただいて許可を得ています☺︎

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