ちょっと言えない仕事の話
役員運転手として仕事をしていた時の話である。
その前の前置きとして…大学の時の話をしたいと思う。
私が大学生の頃、友人とハッテン場と呼ばれる場所で有名な銭湯に遊びで行ったことがある。
友達からは昔から「そっちの人に好かれそう」と言われるようなタイプで、筆者はどちらかと言えばかっこいいよりも見た目が若く見えるため、可愛いと言われる顔のタイプの人間である。
しかし、筆者の自我の認識は男性であり、恋愛対象は女性である。
(いわゆるノンケと呼ばれるジャンルである)
なぜそんな場所に行ったかと言うと、「誰が1番モテるか」というノリで行ったのが間違いだった。
明らかにそっちの方がお好みな男性(中年小太りのちょっとむさ苦しいような男性)に銭湯にいた時はずっと追いかけ回されていたというトラウマ級の出来事があった。
(これはこれでまた後日に話そうと思う)
それを聞いた上で下記の話を読んで欲しい。
付いていた会長から「ちょっと新しい下着が入ったから今から家に来てくれ」と言われた。
これも仕事か〜。と思って家に行ったら……
「今からこの下着を履いて俺に見せろ」と言われた。
amazonのダンボールの中にはめっちゃ派手な下着でお尻が見えそうな下着が5-6枚入っていた。
どうやら男性用Tバックなるものがあるみたい。笑
そこで人生初のTバックを穿かされた。
それだけじゃおもしろくもないよね。笑
もちろん、それだけじゃ済まなかった。
「お風呂場にカミソリがあるから、全部剃ってこい」
って言われて全てのありとあらゆる体毛を剃ることになった。
(元々体毛は薄いほうである)
なんか、ここまで来たらシュールで笑えるようなことなんだが、お風呂に入ることになった私はお風呂場にあったカミソリで全ての体毛を剃ることにした。
もちろん下の毛も全部である。
(この仕事はなんや…?)とは思っていたが。笑
そこから60過ぎのおじいちゃん(会長)の前でツルツル状態でTバックを履かされて笑われた。
挙げ句の果てには、「次は女装させるからな!」と言われて謎の性癖を垣間見ることがありました。
無事に貞操帯だけは守ることには成功したが、
大学の時の嫌な出来事を思い出したことと、
色々と何かを失ったような散々な一日だった。