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褒められたときに、なんと返せばいいのかわからない

2024年10月15日火曜日。
一日中オフィスビルにいたので、天気はよくわからない。一応、窓の外から見える景色は晴れのようなご様子。

最近目下の悩みが「褒められた時になんと返せば良いのか?」である。
ありがたいことに、もう若手ではない歳に入りつつあるが、上からも下からも褒めてもらえることが最近増えた。

素直に嬉しいので「やったー!」と声を大にして喜ぶべきか、「いやいや、そんなことはないですよ」と大人の余裕を見せるべきか…
私は謙遜してしまうのだが、謙遜もすぎると、だんだんと周囲の人の顔が曇ってくる。

相手の顔を曇らせないちょうどいい「謙遜」塩梅を探すのに毎回ミスってしまう。
「あと1回…あと1回謙遜したら終わり…あ〜ミスった〜〜!」となることが多い。

顔色を伺いつつ、あまり派手な謙遜になりきることもないタイミングで会話を引き上げ、たまには「でしょ!私って天才なの〜笑」と冗談を言ってバランスを取ったりは一応している。

ただ、上記ぐらいしかレパートリーがないので、何度も続くと最終的には固まってしまう。
「ありがとうございます…嬉しいお言葉ありがとうございます…あ、以上です…」的な感じになっていく。

なんというか、こう同じテンションを保ち続けられない悲しみというか、つくづく、突発的な人付き合いが苦手だなと思う今日この頃。


「素直に賛辞を受け入れられない」に感覚は近いと思われるのだが、大体似たようなことをネットで検索すると、素直に受け入れてみましょう!と検索上に並ぶ。
いや、ちゃうねん。素直に受け入れられないから聞いてるねんとなる。
「なんでネットと鶏が先か、卵が先か!みたいな会話せなあかんねん」となる。

普通に「『素直に受け入れました!』とこれならみんなわかります事例」とかをください。
「素直に受け取る」方法がわからなすぎて、テンション高めに返事して、一瞬間が空いた時に、「やば…!今の調子に乗りすぎた?!どうなの?!」となったりしてひとりで慌てる羽目になるので。
めっちゃ熱いものを、両手で持って「あっつ!!」となっている時の感じになる。気持ちが。

この歳になったらもっとスマートに「ありがとう…これからも精進するわね」と大人な返答ができると思っていたが、現実は甘くない。
こう言う時の返事だけ、急に語彙を失っていくのをどうにかしたいと思わずにはいられない…

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