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アイスランドへ行ったときの話①【概要編】

念願叶って、去年12月にアイスランド旅行へ行ってきました。

アイスランドに関する情報は本やネットでも少ないので、役立ちそうな情報を交えながら旅行中の出来事を少しずつ書いていこうと思います。

■アイスランドについて

【国名:アイスランド共和国】

【場所:イギリスとグリーンランドの間ぐらい】

【首都:レイキャヴィーク】(今回の旅の目的地)

アイスランド西部にあるケフラヴィーク国際空港から首都レイキャヴィークまでバスで1時間ほど。

【言語:アイスランド語】

公用語はアイスランド語ですが、普通に英語が通じます。ただし、レストランのメニューといった文字情報はアイスランド語で書かれているので上手いこと乗り切りましょう。

【通貨:アイスランド・クローナ】

通貨はアイスランド・クローナですが、ほぼキャッシュレス化されているので小さなお土産屋さんでも当たり前のようにクレジットカードが使えます。

なので、旅行中に両替しなかったのですが、唯一困ったことが……。それは市内バスが現金のみ対応だったこと。そのせいで徒歩ではちょっと大変な距離にバスを利用できず、行動範囲が狭まってしまったので、もったいないことをしました。少額でも両替しておくと便利かもしれません。(場所によっては無料バスも走っているので、調べておくと便利だと思います)

※経済危機があった影響か、アイスランド国内でしか両替できないので、ご注意ください。

1アイスランド・クローナ=約1円だったため、滞在中は金額の計算が楽でした。でも物価は日本の1.5~3倍らしく、終始節約生活を送っていたので、計算する機会は少なかったです(笑)。

【日本との時差:-9時間】

【季節:6月は白夜、12月は最も日照時間が短い】

最も日照時間が短い12月に行ったので、日の出が11時頃、日没が15時頃という感じで、日本ではあり得ない貴重な体験ができました。次回は白夜に行ってみたいです。

【飲食:良い】

水道水が美味しいので、ミネラルウォーターを買う必要がなかったです。

料理は魚とロブスターがめちゃくちゃ美味しかったです。レストランで食べた料理は野菜も豊富で良かったです。現地が寒かったので、子羊のスープに癒やされました。

【治安:良い】

レイキャヴィーク市内を散策しましたが、怪しい路地みたいなものはまったくなく、終始安心して過ごせました。夜に1人で出歩いても、まったく危なげなかったです。

【ツアー:要注意】

時間にルーズなところがあるようで、約束の時間に迎えのバスが来ませんでした。雨の中、1時間半くらい待ちましたが結局来なかったので同じツアー会社の同名ツアー(出発時間が違うだけのもの)のバス運転手に話をして、そのバスでツアーに参加しました。

こちらからバス運転手に訴えなければ、完全スルーでツアーに参加できなかった雰囲気なので、本当に危なかったです……。今まで海外旅行でこういう経験がなかったので肝が冷えました。

なので、ツアーに参加する際には、ツアー会社の連絡先などをしっかり把握しておくと良いと思います。


■ガイドブック

アイスランドの本はほぼないので、この1冊を参考に行きたい場所を決めて、ネットで各旅行会社のツアーを申し込みました。

(でも今amazonで検索をかけたら、他にも何冊か良さそうな本があったので、旅行前に気付いていれば良かったです)

「地球の歩き方 Plat」は現地にも持っていき、レイキャヴィーク市内散策で目的地を決めるときに重宝しました。本が薄くて持ち運びが便利なので、良い感じです。


■宿泊場所

「ホテル フロン」

どこが良いのか分からなかったので、「地球の歩き方 Plat」を参考にしました。『買い物に便利な立地』と紹介されていて、今回の旅行が12月で日照時間が短いこともあり、お店が近いほうが良いだろうという理由で決定。

ここがめちゃくちゃ良かったです!

ツアーのバス停が近いですし、メイン通りのど真ん中みたいなところにあるので、観光でも重宝しました。レイキャヴィーク旅行にはうってつけの場所だと思います。

部屋のシャワーが温泉だったので、一旦ホテルに戻ってシャワーで温まってから、また外出するという生活を送っていました。

朝食はブッフェ形式でシンプルな内容ながらも美味しかったのです。ただ、全日内容が同じだったので、最終日辺りで飽きてました(汗)。


■持って行って良かったもの

【衣類:帽子・マフラー・ウインドブレーカー・ヒートテック】

ガイドブックの情報によると12月の気温は最高2℃、最低-2℃。「あまり寒くならないんだな」と少し油断していましたが、天気が悪い日が多く、ほぼ雨が降っていたので、しっかり防寒対策しておいて良かったです。

帽子とマフラーは必須ですが、山ほど売っているので現地調達も可能。(帽子はフードでも良いと思いますが、個人的にはフードだと左右の視界が悪くなるので帽子のほうが良い気がします)

ウインドブレーカーは上着はもちろんのこと、パンツも用意しておいて良かったと心から思いました。ズボン1枚だけじゃ寒いです……。

あと、街中では不要ですが、ツアーで遠出するときはヒートテックがあると良いと思います。ゴールデンサークルツアーに参加したときは台風並みの強風で、ヒートテックの有り難さを実感しました。


■持って行けば良かったもの

【折りたためるケルト】

ホテルにケルトが無い上に、蛇口から出るお湯が温泉だったので、「ケルトがあれば!」と何度も思いました。(宿泊するホテルによると思いますが)

節約生活のため日本から持参した携帯おにぎりなど食べたかったのですが、結局持ち帰るハメに……。


■アイスランド旅行の日程(2018/12/9-17)

12月09日 12:30 日本(成田)出発

      16:05 デンマーク(コペンハーゲン)到着

12月10日 08:15 デンマーク(コペンハーゲン)出発

      10:40 アイスランド(レイキャヴィーク)到着

12月11日 08:00 「ゴールデンサークル」ツアー

12月12日 レイキャヴィーク市内観光1

12月13日 09:30 「ブルーラグーン」ツアー

12月14日 レイキャヴィーク市内観光2

12月15日 12:45 アイスランド(レイキャヴィーク)出発

      16:25 ノルウェー(オスロ)到着

      18:20 ノルウェー(オスロ)出発

      19:30 デンマーク(コペンハーゲン)到着

12月16日 15:20 デンマーク(コペンハーゲン)出発

      16:50 ベルギー(ブリュッセル)到着

      20:50 ベルギー(ブリュッセル)出発

12月17日 16:15 日本(成田)到着

※時刻は現地時間です。

次回から旅行の日程に則って、旅の詳細を紹介したいと思います。


■(おまけ)アイスランドへ行った理由

「どうしてアイスランドへ行ったの?」とよく聞かれるのですが、そのきっかけは高校生のときに観た映画です。

『サハラ 死の砂漠を脱出せよ』は、主人公である海洋学者ダーク・ピットが甲鉄艦テキサスを捜しにアフリカの奥地へ行く物語。

主演のマシュー・マコノヒーがアカデミー賞主演男優賞を受賞する何年も前の作品でヒットもしなかったのですが、私は冒頭の遺物引き揚げから船旅をしている辺りの雰囲気が大好きでDVDとサントラを持っています。

この映画はクライブ・カッスラーの『ダーク・ピット』シリーズが原作になっていて、映画にハマった私は原作小説を読み始めました。

そして辿り着いたのが、『スターバック号を奪回せよ』『海中密輸ルートを探れ』に続く3作目『氷山を狙え』。

物語の中盤にアイスランドが登場し、この小説を読んだことがきっかけでアイスランドに興味を持つようになりました。

……ただ、普段はこの説明をするのが面倒なので、「地上で唯一、大陸プレートが発生する場所が見られるから」と言っています。


■(おまけ)雑談

アイスランドの陸上で「ユーラシアプレート」と「北アメリカプレート」の一部が生まれているため、火山活動が盛んで、温泉があります。

さらに緯度が高いため、気温が低く、オーロラや氷河を見ることもできます。

これらの要素から「火と氷の国」と呼ばれていたりするようです。


「火」と「氷」といえば、小説『氷と炎の歌』を原作とした海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」が流行っていますが、アイスランドでも撮影を行っているそうですね。

他にも『インターステラー』『スターウォーズ』等々のロケ地にもなっています。

ただ、個人的に推したいのは、漫画『北北西に曇と往け』。

アイスランドが舞台のお話で、2巻はアイスランド観光をするのですが、帰国後に読み返したら行った場所がほぼ被りで、漫画内での再現度の高さに驚きました。


アイスランドへ行ったときの話①【概要編】おわり。


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