
withARハッカソン回顧録 #03 -3・4日目-
3,4日目の執筆が遅れました。。申し訳ないです...
ではつづきをば
3・4日目ーアイデアとデザイン設計(課題の洗い出し編)ー
7日目にて明らかになるが、今回私がした設計はほとんど実装に至ってない。それを念頭に入れてこれから書いていくことを見ていただきたい。
まず、今回チームを組んでくれたひびき君の提案したアイデアを確認していこう。
・ストレッチをするにあたってネックとなっている事柄に「ストレッチをやった回数のカウント」がある。いちいち数を数えたり、時間を確認しながらだと、スムーズにストレッチができない。
・そこで「アプリを起動するだけで」自動でカウントをしてくれるシステムがあれば、時間管理から回数確認をしながらスムーズにストレッチに取り組むことができる。
問題提起と解決案では以上二つであった。また、実装にこぎつけた機能も姿勢から自動的に回数をカウントできるシステムまでであった。
実は私は、技術畑の学科に在籍しており、何をどう使ったらひびき君が提案した自動カウントができるということはわかっているつもりだ。
しかし、その機能は必ずしも万人が知っているわけではない。それでは実際に人に使ってもらう時、使用者はどういうモチベーションを持っているのか?あるいはカメラを使ったカウントシステムであるので、シチュエーション次第では使い勝手が変わってくる。という問題が存在する。
そこで役に立つのが先日までにオガトレ塾生のみなさんにもご協力いただいたアンケート結果だ。結果の表記はここでは省略するが、やはり懸念していた通り早朝から夜遅くまで様々な場所や時間帯でストレッチをしている人がいて、またストレッチにかける時間もまちまち、身の回りにおいているものも人それぞれ違っている。
であれば、そこに持ち物として「スマホ」を追加・常用化させ、かつ自動でカウントしてもらうためには、使用者にどのようなモチベーションが必要だろうか?そこで想定したシナリオが以下の通りだ。
・オガトレさんの動画でやってた回数カウントタイプのストレッチ、効果あるけど回数の確認がいまいち面倒。
→「自動カウントapp」スマホを置いて起動させるだけでカウント...面白そうだから使ってみよう。
確かに、カウント勝手にしてくれるから楽っちゃ楽だな。そして今日やった分や、累積のデータを出してくれる。
でも、それだけか。なんか続ける気にならないなぁ...いまいち「達成感」がないし、オガトレさんとコラボしたappなのに、それを体験している「気」がしない...これでやらなくてもいいかもなぁ...
ここで肝になるのが「達成感」とオガトレさんとのコラボを通した「特別感」の二つだ。自動カウントだけであれば、他のappに登用されても問題ないくらい汎用性が高い。
だが、今回提案するサービスは「オガトレさんの動画の視聴者さん」ということを考えると、それだけでは味気なさを感じるところがある。
それらのポイントを以下にまとめてみた。
・達成感:ストレッチは筋トレと異なり達成感が得られにくく、続けるモチベーションが上がりにくい。上げるには...?
・特別感:オガトレさんならではの「ストレッチの体験」が感じられる要素、追加機能があるとしたら...?
3・4日目ーアイデアとデザイン設計(アイデア展開編)ー
こうしたコンテンツの「仕組み」や人とインタラクションを通して、体験する出来事に価値を見出せるようデザインする必要があると考えた。
「回数カウント」がメイン機能である今回のappは「あるストレッチの回数が〇〇回以上で...」という条件を設定すれば、回数に応じて評価され、それに応じた報酬を付け加えることで、特別感と達成感を充実させることができるのではないか、と考えたのだ。
つまり「オガトレ式 ストレッチ道場」という感じにして、ある回数以上特定のストレッチができた場合、その条件にお応じて「ランク/段位」が得られる。
また、オガトレさんのお声はかなり人気があるとのことだったので、ストレッチ終了時とは別に、昇格時に特別なメッセージが添えられたボイスを実装すれば、よりモチベーションアップにつながるのでは?と考えた。
以下解決案まとめ
・「道場」形式にして、カウントしたデータをもとに「段位」を与える
→段位に応じてストレッチやオガトレさんのワンポイントアドバイスを得られる
・昇格時には特別ばボイス+ご褒美をつけてモチベーションUP

これらアイデアをもとに、5・6日目にはそれを実装させるための材料や、体験をよりわかりやすく説明したアイデアボード(ハッカソン内ではコンセプトアートと説明していた)を制作していく。