有馬記念 全頭考察
みなさんこんにちは、SUEです。先日の朝日杯FSは、週中の見立て通りの固い決着となりました。馬連のみ的中となりましたが、やはり配当が安いですね(笑)。断然1番人気の馬連を買うのは気が引けます。長い目で見たら買ってはいけないですよね。さあ、今週は有馬記念ということで、勢いに乗って的中できるように予想を頑張っていきたいと思います。まずは恒例の全頭考察です。少しでも馬券検討の参考になれば幸いです!
・アカイイト
前走のエリザベス女王杯は外差し馬場で、外枠からスムーズに競馬をしての4着。この馬に向いたレースでもあったので完全に力負け。2走前に増えた馬体重も絞り切れなかった。昨年の有馬記念は上位と差をつけられての7着。能力的にも牡馬相手は足りないので、外差し馬場などのアシストがあれば。
・アリストテレス
前走の京都大賞典は内枠からスムーズに先行したが、直線では伸びを欠いての大敗。中山替わりもマイナスで、現状の能力からは足りない。昨年は6着だったが、上位とはかなりの差があった。
・イクイノックス
前走の天皇賞秋は実質スローからの末脚勝負で、大逃げしたパンサラッサを含め、まとめて差し切っての勝利。得意な東京コースで高い瞬発力を見せた。中山に替わる点はプラスではない。ただ、能力的にはこの中でも最上位クラス。極端な枠を引いたり、出負けしなければ力は出せる。
・イズジョーノキセキ
前走のエリザベス女王杯は内枠から終始揉まれる競馬で折り合いも欠いた。外差し馬場でスムーズに進められなかったので参考外でいい。ただ、今回はさらに相手が強くなる。距離延長や、小回りコースも合わない。
・ウインマイティ―
前走のエリザベス女王杯は大外枠から前目で運ぶ競馬をしたが、結果的に先行馬には厳しい展開で16着に大敗。同じく先行したウインマリリンが2着に残っていることを考えればG1では足りない。相手もさらに強くなる。
・エフフォーリア
宝塚記念、大阪杯はいずれも凡走。道中のハイペースに対応できなかったこと、関西輸送が原因か。昨年の勝ち馬で、中山に戻るのはプラス。メンバー構成を見ても、前半のペース自体は落ち着きそう。ただ、今年一度も馬券内になっていない馬を再び人気で買うのはどうか。早熟だった可能性も。
・ジェラルディーナ
前走のエリザベス女王杯は外差し馬場で、大外枠からスムーズに外目を回ってこれたことが勝因。2走前のオールカマーも内有利の馬場の恩恵を受けての勝利で、ここ2戦はそこまで評価はできない。ただ、本格化していることは確かで、内枠を引ければ警戒はしないといけない。
・ジャスティンパレス
前走の菊花賞は大外枠からスタートを決めて先団馬群の中からレースを進めた。前半のペースは速く、この馬の位置でも昨年のタイトルホルダーと同じくらい。先行馬には厳しい展開で、3着に粘ったところは評価できる。内枠を引ければ評価したい。動かせる騎手が良いので、マーカンド騎手は合う。
・タイトルホルダー
前走の凱旋門賞は極悪馬場で参考外。逃げて11着は健闘したといえる。今年は国内無敗で、上がりの掛かる勝負になれば強い。今年は同型不在なので自分でペースを作れそう。昨年は5着に敗れたが、週中の追い切りから微妙で、さらに大外枠と不運だった。馬場はまだ内が伸びるので逆らえない。
・ディープボンド
2走前の宝塚記念は内有利の馬場で、先行馬には厳しい展開を外枠から前目で運んで4着。スタミナ勝負には強いが、さすがに噛み合わなかった。昨年の有馬記念は内枠からしぶとく脚を使って2着。今年もその再現ができれば。
・ブレークアップ
前走のアルゼンチン共和国杯はスローの前残りの展開に恵まれての勝利。同じく先行したカントル、テーオーロイヤルは次走で大敗している。メンバーレベル的にもG1では足りないので、ここでは厳しいだろう。
・ボッケリーニ
前走のジャパンカップは大外枠から前目のポジションでレースを進めたが、直線では伸びきれずに大敗。G1では能力的に足りないし、スローからの末脚勝負に適性があるので、持続力の問われるレースは合わない。
・ボルドグフーシュ
前走の菊花賞は内枠から後方のインで脚を溜める競馬。向こう正面で馬群の中から徐々に位置を上げて、4角では先団が見えるポジションまで押し上げた。直線でも末脚を伸ばしての2着。展開には恵まれたが、持続力のある末脚を発揮できた。まだ内が有利な馬場で、相手強化でまとめて差し切れるのかは疑問。また、関東への輸送は初めて。
・ポタジェ
前走の天皇賞秋は後方からキレ負けをしての凡走。スローからの末脚勝負には強くないので参考外でいい。ただ、今年のAJCCでも凡走しているように、距離は2000mまでだと思う。能力的にもここでは劣る。
・ラストドラフト
前走のアルゼンチン共和国杯はスローの前残りのレースで、後方から末脚を使っての5着。展開に恵まれなかったので参考外でいいが、G1の相手では能力的に厳しいだろう。
・ヴェラアズール
前走のジャパンカップは内枠から控えて中団に位置。直線に入ってもまだ馬群の中で、狭いところを割ってきての勝利。ラストの伸びは一級品だった。ただ、前半の1000mの通過が1分くらいのスローペースで脚を溜めるレースしか経験がない点は気になる。内有利の馬場を考えると買いずらい。
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