「くそばばあ!と言われたら子育て大成功」はほんとうだと思う
昨日一人暮らしをする息子から久しぶりに電話があり、喜んで出たら、イライラマックスで機嫌が悪い。まあ、大学通学も始まり、いろいろストレスたまってるのだろうけど、わたしに当たらないでーと、電話を切る。あ、わたしに当たらないでーと、息子に言ってません。適当にスルーして、電話切りました。
タイトルは、心理学の交流分析の講習会に通ってたときに、講師から言われた言葉。
「くそばばあ!と言われたら子育て大成功」
親を信頼し、しっかりした親子関係ができてる証拠。
息子の反抗期がものすごく大変で、疲弊していた時に言われても、全く実感なかったけれど、息子が成人した今、この言葉は正しかったな、と実感しています。
くそばばあどころか、もっとひどい言葉を言われたこともあるし、息子の部屋の壁には穴も開いてます。笑
わたしも、息子の部屋の開かないドアを蹴って穴を開けました。笑
今だから言えることですが。
反抗期はあるのが当たり前。いや、あった方が良いのでは?と思います。
自我が芽生え、いろんなことが思い通りにならないストレスで、わたしのような口うるさい母親がいる家が居心地良いわけがなく、イライラするのは仕方のないこと。
家では反抗的な態度でも、ちゃんと毎日学校に行き、授業を受けて、勉強しなければいけない毎日。唯一、感情むき出しに暴れることのできるのは母親にだけ?
母親って大変だけど、すごくないですか?
家で反抗的で、外でも暴れるのは問題だし、家ではお利口で、外で暴れるのはもっと心配。家が厳しすぎて反抗できないってことだから。
夫は、「脱皮してる最中や。脱皮は苦しいんやからほっとくしかない。ほっとけ!」
とよく言ってました。父親はそれでいいのかな、と思います。無関心なのではなく、冷静に見る。
しかし、母親はなかなかほっとくなんてできません。ついつい反応してしまって大げんかになり大変でした。でも、今となってはスルーするより、ちゃんと向き合って良かったと、感じてます。
親を信頼してないと、くそばばあ!なんて言えませんから。
息子もそうですが、自我の強い子どもほど、反抗期は激しいのでは?と思います。子どもの性格によっては、感情を表に出せない子もいるだろけど、お母さんが、これ、もしかして反抗期?と少しでも感じたら、それを封じ込めようとせず、その時が自分の感情、気持ちを吐き出す練習?をさせるチャンスかも。
我慢しないで、自分の気持ちを伝えることは、生きていく上でとても大切なこと。
くそばばあ!なんてひどいこと、たしかに信頼関係ができてるからこそ言えるのです。わー、お母さんのこと信頼してくれて、ありがとう!って、あの時言ってやれば良かったな。見ず知らずの人に、くそばばあ!なんて言えませんからね。
一人暮らしを始めた息子に、くそばばあがしてあげられることは少なくなってきましたが、昨日のように、久しぶりにかかってきた電話が、なんだか、イライラマックスで、まだ反抗期か?と嫌になり、ほんとに、大成功か?と思ったりしますが。
「態度が悪い。」と、LINEを送ると、しばらくして、
「ごめ」
と返事が。ちゃんと「ごめん」と書きなさい。
腹が立って、いったんキャンセルした息子宛のオイシックス、キャンセル取り消した、あまあまな母親です。