おめでとう!
毎年息子の誕生日の日は、生まれてきてくれた日のことを思い出す。
夫の赴任先のアメリカから帰国してすぐ、検診に行った病院で前置胎盤と診断されて驚き泣いた日。
しばらく実家にいたけれど、35週で出産するまで結局2ヶ月入院しすることに。
1日でも長くお腹の中にいて欲しいと、ご飯を食べるのも少しベッドを起こして食べ、ほぼ寝たまま過ごした2ヶ月。
大量に出血して急遽出産することになった今日と同じ土曜日の明け方。あの時ぼわんとどろーんと何かが流れ出した感覚は今もよく覚えてます。
無事に泣いて生まれてきてくれたことに感謝し、元気に育ってくれることだけを祈ったあの日。
授乳してるお母さんたちに囲まれて、一生懸命、搾乳する日が続き、初めておっぱいをあげることができて大泣きした日のこと。
ついこないだのことのように思い出すよ。
あれからもう22年も経つなんてね。
あっという間だったけど、いろんなことがありすぎて、中身の濃い濃い22年間でした。
自分の親が、ほんとに干渉しない、言い方は悪いけど、あまり子どもに興味のない親だったので
いろんなことを伝えたいという思いが強すぎて
それはそれはうるさいうるさいうるさいうるさい母親でしたね。
多分今も。
でももう、ほんとに大人になって。
まだまだ危なっかしいところはあるけれど、想像を超える行動力、発想力、強さで、こちらが教えてもらうことの方が多いぐらい。
ただ一つ願うことは
この世を去るときに
良い人生やったなぁ
と思える人生でありますように。
ということだけ。
お母さんは、
今、もし死んでも、
楽しい人生やったなぁ、と思える人生でした。
まだ、死なないけどね。
人生、うまくいかないのが当たり前。
想定外のことが起こるのが人生。
うまくいったら感謝し、何が起こっても受け入れて、前を向く強さを持って過ごして欲しいと思います。
おめでとう。
これからはLINEの数をちょっと減らそー。
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