『庭、垢抜けました?』ーー最も辛く、最も楽しい時。
今回の舞台は『波の音ガーデン』。
この場所は畑や花をたくさん植える予定で、私の糸島庭づくりライフのメインに位置付けている場所。
既に畑をつくり、大根2種、スナップエンドウ2種を植えています。
春に向けて今のところ順調な畑。
だけどもう一品種、植えておきたい野菜が。
それは……
菜の花で、
ボンゴレパスタ、酢味噌でお浸し、豚肉と炒めても…
とにかくなんか春っぽい苦味が感じられて、食材の中でもプロ感があり、好きです。
加えて、菜の花ってどこにでも生えてるし、そこまで難しくなさそうなので、蒔いてみました。
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今回の作業の本題はこれからで、
花を植え付ける場所の土壌改良がメイン作業になります。
“土壌改良”
ガーデナーさんならわかると思いますが、
この地味で且つ一番大変な作業が、庭づくりを振り返った時に一番楽しい時期として記憶されるんですよね。(少なくとも私はそう)
荒れ果てていた庭が、
花たちが百花繚乱咲き乱れる場に変わるための舞台づくり。
これが楽しいから私はガーデニングの時期としては秋〜冬が一番好きです。
ということで、『波の音ガーデン』の入口部分を花で満たすための準備開始!!
と、その前に。
ふとこの場所を全体的に見直していると、逸材がちらほら。
立派なサルスベリや椿、ツゲの木なんかが生えています。
その中でも一際美しいのがこの木!
こんなに美しいもみじがあるのに、他の木で覆われていて目立っていない。
せっかくなので、このもみじが目立つように他の木を剪定するところから始めました。
日当たり大事だなぁとしみじみ。
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栄養分補給のため、米糠・籾殻・シーライムを投入!
植物を植え付ける2週間ほど前に、こういった石灰や米糠を混ぜ込み、土が落ち着いてから植物を植え付ける必要があります。
何事も適期が大事。
慌てると失敗するので、本当は早く花の苗を植えたいところをぐっと我慢。
然るべき時を計算し、逆算してやるべき作業を見つけます。
植物を相手にしていると、成長は遅いわ、変化は見えづらいわで、なんか地味に捉えられるけど、
土の中で起こっている変化や、地上に現れる微妙な変化を見極めるのが結構楽しい。
そして、植物は正直だからやればやるだけ何かしらの形で応えてくれる。
自分のアクションの何が原因で植物がこう応えたのか、その“時間をかけた答え合わせ”が楽しいなと。
庭をやる人、土が好きな人はそういった内観的対話が好きな人が多いから、マニアックと言われることが多いように思います。
(何故か話し下手な人が多いけど 笑)
とまぁ、庭の何が楽しいかについて語り出したら止まらないのでw
こんな感じで土壌改良完了!
途中でデッカいお洒落な鉢を発掘!
そんなこんなで、今回の作業は終了。
鍬(くわ)を振いすぎたせいで、翌日は人体模型のように腕がだらんとしてました。
庭づくりダイエット。
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いつも長くなってしまう庭作業日記ですが、紹介しておきたい『波の音ガーデン』の一面がもう1つ!
シンボルツリーのクロガネモチ。
よく見ると……
えっ!と思い、よーく木を見ても、どうやらクロガネモチの木で合っている様子。
Google先生に聞いてみると、クロガネモチには雌雄があり、雌木だけに赤い実がつくとの事!
ということは、これは夫婦クロガネモチ!
糸島は夫婦岩で有名だし、なんか縁起が良さそう。
ちなみに、クロガネモチは
「苦労がねぇ金持ち」というオヤジギャグ的語呂合わせで(笑)
昔から縁起の良い木とされています。
(私は内心、この家のオーナーさんのことを思い「さっすが〜!」と思いましたw←爆)
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この日、糸島に園芸界の超有名人・園芸YouTuber“カーメン君”が来ていました!
『カーメン君ガーデンチャンネル』の登録者数は90万人超え。
もちろん私も毎日のように観ています 笑
(↑このサムネ、土俵入りみたいで好き)
いつか会いたいと思っていたカーメン君に会える!と張り切って『グリーンピクニック糸島』に行ってきました!
生カーメン君はYouTubeの中そのままの人で、お花を愛する“人を”愛する、その感じが良かったです。
会いたい人とは会話してみたい私。
質問コーナーではバッチリ質問し、『会話』出来ました✨
いつもYouTube観てるから初めて話す気がしなかったです。
生カーメン君に会えて嬉しかったなぁ。
おかげで、ほくほくした気持ちで『波の音ガーデン』での作業ができました。
おしまい。
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