猫のカラー診断。色でキャラを定着させる方法。
よく『イエベ・ブルベ』なんて言葉を聞きますよね。
女性なら特に、自分のパーソナルカラー診断を一度はやったことあるんじゃないかなと(私もカメラアプリについてる機能で試したところ、イエベ秋でした。確かに好きな色味)。
私は今年の春頃から着物教室に通い、ちょっとお出かけする際に着物を着るようになりました。
そして着物を着る上で(洋服選びもそうですが)、色合わせはとても難しいと同時に最も楽しいなと感じるようになりました。
“襲(かさね)の色目”(平安時代の十二単に代表される、日本人が作り上げてきた配色法)という言葉があるほど、日本人の美意識と色合わせの妙には奥深い関係があります。
着物を着るようになり、色合わせを大事にすればするほど、私の中で『色』に対する解像度が上がってきたのか、以前よりもその人にあった色味を具体的に想像することが出来るようになりました。
例えば、ある人の誕生日プレゼントに『(デパコスの)アイシャドウ』を贈ったのですが、本人から「使いやすい色ですごく嬉しい!」と言ってもらえました。
(他のものを贈った際のお礼のテンションとは一味違ったので、本当に喜んでくれたんだなぁと 苦笑)
と、そんな感じで『色解像度』が上がってきた私。
ふと飼い猫たちを見ていると「この子たちにも似合う色、似合わない色があるなぁ」と脳内で勝手に精査が始まりました。
「この子にはこの色を合わせてみたい!こっちの子にはコレ!」と“脳内首輪ファッションショー”。
イメージが具体的になればなるほど、それにあった色・テクスチャーの首輪を探すのに必死になり、ネットショップ巡りで1〜2時間、時間が溶けていく🫠こともしばしば。
(猫の首輪でコレだから、自分の着物となると
相当時間を溶かしています。)
とまぁ、色合わせのこだわりを語ってしまいましたが、実際に私の猫たちはイエベなのかブルベなのか、私が勝手に合うと思ったその診断結果を大発表!!!
○エントリーNo.1
白キジ猫で根明キャラのトメ吉くん
飼い主講評:
私はブルベ冬の配色が好きだからトメ吉が羨ましい〜。一応ブルベ冬だけど、トメ吉くんは天性の愛されキャラなので、な・ん・で・も似合います。
○エントリーNo.2
ちょっと臆病で、甘ったれの黒猫アビスくん
飼い主講評:
アビくんは黒猫なので定番の赤い首輪が似合うかな?とも思いましたが、赤は赤でもこっくりとした赤がいい。
そして、よりぴったりな色合いはやはり重厚感のある黄色やゴールド。
内面は甘ったれですが、これらの色を纏うと、猫界の王族っぽくなります。
○エントリーNo.3
今は亡き、私の初めての猫。片目の黒猫ウーちゃん
飼い主講評:
はじめに。ウーちゃん大好き!(オホンっ)。
ウーちゃんは半分野良生活だったので、黒猫といえど夏場は赤茶けた色合いになります。
そんな元気っ娘だったウーちゃんにはブルベ夏かなと。
一度ウーちゃんを女の子らしくするためにゴスロリ調のピンクの首輪をつけてみたら、まぁーーー似合わなくって笑いました。
ウーちゃんもゴテゴテしてたせいか、ぶっすりしてました。
あの時の顔が可愛いかったなぁ。
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どうでしょう?
こうやって実際に『イエベ春・ブルベ夏・イエベ秋・ブルベ冬』のいずれかを私の感覚で飼い猫に合わせてみると、あながち間違いじゃないかなと自画自賛しています。
でもこれは実際に一緒に住んで、色んな一面を知っているからこその発想だと思います。
(同じ黒猫でも似合う色味は違う。)
診断しようとする相手(猫)が、自分の中にちゃんとインストールされていないと発動できない能力。
とは言え、似合う色はもちろんあるけど、その幅の中で『元気なイメージ・おしとやかなイメージ・高級感のあるイメージ』など、近づけたいイメージに合わせた色を選べば、多様な一面の中からその輪郭だけを浮かび上がらせることもできます。
そして、色合わせを自分に対して使うと、より深く細かく自分を分析できるように思います。
(こうわかっていても冒険して似合わない服ばかり選びがち 爆)
もしこれを読んでくれた人の中でペットを飼っている人がいれば、ペットのカラー診断やってみると楽しいかもしれません。
マニアックなうちの子自慢話のキッカケにぜひ。
※私は『Photo Room』というアプリで画像をコラージュしてイメージを具現化しました。
おしまい。