正しさについて 〜メイク、ファッション、オタクの人生〜
こんにちは。すづけです。
この前冒険者の化粧教室を受講しました！
私は30代後半でアラフォーと呼ばれる歳なのですが、今まで化粧というものに対して付き合いがわりとムラがありました。
最初に化粧というものをやったのは中学生ぐらいの時。百均でアイシャドウを買ったり、KATEかっこいいなーって思ってました。
高校・大学では化粧はまあ……たまに……程度に。社会人になって眉毛ぐらいは描くか……という暮らしをしていました。たまに化粧ブームがあってその時に色々買うけど使ったり使わなかったり……で、よくわからん、ってなるみたいな感じでした。で、数年前に第n次化粧マイブームが来て、YouTube見たり、本読んだり、BAさんに相談したりと今回はやたら長く続いて今に至ります。適当メイクで会っていた知人にこの前数年ぶりに会って「きれいなお姉さんになって……」的なこと言われたのが嬉しかった☺️
いや当時も社会人数年やってて十分お姉さんの年齢でしたが……（笑
そんな感じでわりとコスメやメイク好きっぽいし、最近のメイクの動向も掴めている（と本人は思っている）し、何を聞くのか？と思われたかもしれません。しかし私には自信がないのです……
大体の人ってそうだと思いますが、美容やメイクって習ったことなくないですか？本当にこれで合ってるんだろうか？と思いながら顔洗ってスキンケアして化粧していました。情報源はネットとかBAさんとか。でも肌状態も違えば顔も違う人のおすすめが自分に合うとは限らないし、雑誌やYouTuberとかは商品提供とかの利害関係あるし、BAさんは自社の製品売るのがお仕事だし……もう何を信じたらいいのかわからん。となってしまいました。
また、服と化粧品は好きなんですが……わたくしヘアが鬼門でして……本当によくわからない。美容院に行っていつもの感じに切ってもらって、いつもの感じに染めてもらってる！よくわからず買ったオイルをつけ、これでいいのか？と思いながら外に出ている！
でも解像度が低いのでヘアスタイルの違いもよくわからなくて……全部一緒じゃん……？いや、長い短い、前髪あるなしとかの違いは見ればわかるし、それによるイメージの違いは知っています。そして私はイメコン的にも、髪質的にも、服の方向性的にも、ズボラさ的にも前髪なしのショート一択だな！というのは知っているので、ヘアカタログで前髪なしショートを調べます。が、全部一緒に見える……どうしたらいいんだろうこれ……
知っているのと、実感しているは違うので、服やメイクと違ってこれだ！ってならないんですよね……
というところでかいまりさんの冒険者の化粧教室に出会うわけです。美容師さんということは髪も聞けるかも！ということで、こういうことは聞けますか？とひとまず問い合わせしました。
①スキンケア:ひとまずいろいろ調べて塗ってるけど、あってるのかよくわからないので見てほしいです（自分の肌がどうなのかもよくわからないです）
②ヘア:よくわからずにカラーして切ってもらっているのですが、美容院でオーダーするののおすすめ？コツ？を教えて欲しいです
③ヘア:ケアがよくわからないです。ミルクやオイルなどの違いと自分に何が合ってるのか知りたいです
こんなふんわり疑問でもOKでたので予約！
なりたい方向性がわからないとおすすめしにくいであろうと思い、なりたいをまとめます。
全体的なイメージ
・目指したいテイストやイメージ:かっこいい系、トラッド、モード、マニッシュ
・テーマやコンセプト:活動的でかっこよくて強い よく分からないけれどいいなと思える抽象画家
なりたい顔
イメージ:かっこいい、圧がある、おしゃれ
かっこいいとは→意思がある
圧があるとは→なめられない、気軽に声かけないでほしい、ぶつかられたくない
おしゃれとは→流行を混ぜつつ、似合うものを選んでいること
ちなみに好きな顔は入山楓さんです。逆立ちしてもこの顔にはなれないが……好きです……
当日の感想
「すづけお前……真面目なんだな……」（？
これに尽きる。「正しいメイクの仕方」を求めて行きましたが、私は正しさについて誤解していました。知識と技術を誰かに教えるのではなく自分の顔にやるんだから、正しい過程が必要なのではなく、正しい完成が必要なんですよね。（ちなみに私の中の正しい完成とは自分がなりたい顔に近づき、それがキープされるということです。）
あるアイテムを全然違う場所に使うことを提案され、そんなことしていいの！？でも同じ皮膚の上なんだからしていいんだ……そしてその方がなりたい顔に近づく……と目からウロコがぼろぼろ落ちました。
スキンケアに関しても、自分が乾燥肌なのか脂性肌なのか混合肌なのか？よくわからない……という状態だったので、チェックの方法を教えてもらったりし、なるほど……ってなりました。
話は変わりますが、7/6にあきやあさみさんの講演会に参加しました。5ACではないバッグで参加しました。5ACは1年前の7/8にめちゃくちゃ試着しまくって「君だ！」となってから購入したバッグでして
「正しいJJG」は演歌バッグを持っているなら、講演会に演歌バッグを持たねばならぬのではないだろうか……と思いながら参加しました。
そう、私は「正しい」に縛られています。正しいというか、理想というか、よいというか……
講演会の開始前だったかな？雑談ぽいところであきやさんが「みんな違って、みんな不良ガールズ」というようなことを言っていて、私も不良であっていいということはわかっているのです。そりゃそうです。JJFはそんな狭量なメソッドではない。でもできない…………。
正しいオタクでありたい。楽しく作品を見て、よいと思えば金を使い、ツイッターで迷惑にならない程度に＆フォロワーに興味を持ってもらえるように萌え語りをして、周りからヒソヒソされない程度に清潔でおしゃれで、お気持ちは公式にしかるべき手段で送り、愚痴は仲のいい友人とこっそりカラオケでしゃべるような。
正しいJJGでありたい。ファッションに向き合い、ファッションという見えて触れるものを使って、自分の人生を乗りこなしてゆくような。たまに銀行口座に傷を負っても致命傷にはならずに、真剣に選んだファッションでわくわくと過ごしているような。
正しい人間でありたい。ネガティブなことをあまり言わず、面白いツイートや、ためになるツイートをして、日常でもルールやマナーを守り、推しに顔向けできるような。
私はすごく真面目なので（自分で言うスタイル）学生時代に先生に耳タコで言われたような、夢を持ち、目標を持ち、毎日楽しく過ごすことをよしとしております。
他の人からのアドバイスを聞いた時、あまり「なんで？」「それはおかしい」って思えないんですよね、「それは確かにそうだな」って思っちゃう。だから自分では「そうした方がいいだろうな」ってマジで思ってるんですよ。そんなに「正しさ」を求めなくてもいいのでは……という気持ちと、でも「正しく」いたい……
自分が「正しくない」の嫌なんです。いやもちろん金づかいは荒いし、暇な時は仕事サボってお茶するし。でも自分で決めたルールはしっかり守りたいんですよね…………それを守るといい気がする、と思ったから守ろうとしている訳で……難しいーーーー
オチがないのですが最近考えてるのはそんな感じです。それでは。
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