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ローカル殿堂全対応デッキ作成のすゝめ(Wカイリューわるクロ)

今回は、ローカル殿堂全対応デッキを作成しておくことのメリットやコツ、そして実際に作ったデッキを解説します。


経緯

2024年8月、ふと大阪出張が決まった。

いつも通りよく集まるグループLINEでメッセージを投げるとぷーさんが相手をしてくれそう。

元々ハレツーの禁止カード解禁の調整をしようとしてたきすけさんとも連絡をとる。

最近は大阪界隈でも人が増えてるので、せっかくの機会なので遊びたい。

ただ仕事用のリュックに入るデッキにはせいぜい1つか2つ。

新殿堂、高槻殿堂、うずまき殿堂、ハレツー殿堂何を持っていいかと悩んでいた時に、ソラさんのツイートを思い出したところから、ローカル殿堂全対応デッキの制作がスタートします。

ローカル殿堂全対応デッキのメリット

これに関しては、秋葉原や池袋等の出先で不意に対戦できそうな機会があった際に1つ持っておくとそういった貴重なタイミングを逃しません。

DiscordやTwitter等でも自分が暇な時間に募集されているリモート対戦にすぐに参加することができます。

また初めて対戦する方に自分を覚えてもらうためのツールとして使うのも良いと思います。


採用殿堂カードの検討とコツ

殿堂カードの調整を妥協して、ある殿堂では8点、ある殿堂では5点でMAXで使わないデッキなら簡単に作れます。

ただ、それではデッキパワーに差が生まれ、ハンデ戦のようになってしまうことが個人的に気になったので、今回は全てのローカル殿堂で8点使い切る構築を目指します。

参考にした鬱子さん作成の殿堂確認用のスプレッドシート

以降、プレイジム殿堂については2倍換算して話を進めます。

全ての殿堂に対応するコツとしては、ほとんどの殿堂で同じ殿堂ランクが同じカード、具体的にはエネルギーリムーブとパソコン通信、ピチュー(neo1)はどの殿堂でも★★なのでこのあたりをベースに考えると良さそうです。

ちなみにわるいラフレシアも全ての殿堂で8点なのですが、ガチ対戦ではなくてフリプをメインに考えているので、一旦見なかったことにします。

なお、突風は名古屋が3点なので要注意です。

また、わるクロとおうごんのみがどの殿堂でも1枚ずつで2点相当になるので、今回はそちらも合わせて使うことに。

わるクロラインは高槻殿堂とプレイジム殿堂のポケモン15枚ルールを満たすためにも使いやすいカードでした。

メインになるポケモンはソラさんのように、推しポケのカイリューを採用します。

前述の大阪出張で買ったはかいこうせんスリーブ

これで初めましての人にも「カイリューのデッキの人」と覚えもらえるようになるのではないでしょうか。

(最近はカードGB2を知らない方が増えたので、Twitterのアイコンで「わるラフポルターの人」として認知してもらえなくなってきています、、、)

また、細かい内容は後述しますが、多色構築や無色ポケモンを採用することで、色相性による偶発的暴力を防ぐこともできます。
(その意味でもカイリューは弱点がなくて優秀でした。)

レシピ

ポケモン18枚
ミニリュウ(neo4)×2
やさしいハクリュー×1
やさしいカイリュー×1
わるいハクリュー×1
わるいカイリュー×1
ズバット(neo3)×4
わるいゴルバット×3
わるいクロバット×2
ピチュー(イントロ)×1
ホウオウ(neo3)×2

トレーナー31枚
オーキドはかせ×3
ウツギはかせ×4
マサキ×3
クルミ×4
ナツメの眼×1
ポケモン交換おじさん×4
礼儀作法×1
フジろうじん×2
エネルギーリムーブ×2
ワープポイント×1
退化スプレーhyper×1
おうごんのみ×2
ロケット団参上×1
夜の廃品回収×2

エネルギー11枚
草エネルギー×3
炎エネルギー×8

殿堂ポイントは以下の通りです。

新殿堂
エネルギーリムーブ×2★★★★
おうごんのみ×2★★★★

高槻殿堂
エネルギーリムーブ×2★★★★
おうごんのみ×2★★
わるいクロバット×2★★
ポケモン18枚

ハレツー殿堂
エネルギーリムーブ×2★★★★
おうごんのみ×2★★
わるいクロバット×2★★

名古屋殿堂
エネルギーリムーブ×2★★★★
おうごんのみ×2★★
わるいクロバット×2★★

プレイジム殿堂
エネルギーリムーブ×2★★★★
おうごんのみ×2★★★★
ポケモン18枚

個別解説


ミニリュウ(neo4)×2
やさしいハクリュー×1
やさしいカイリュー×1

このデッキのメインアタッカー。
枚数少なめですが、初手でバトル場に出て欲しくないのでラインを絞っています。
そのかわり夜の廃品回収をいつもより多く採用することでカバーしています。

わるいハクリュー×1
わるいカイリュー×1

実はわるいハクリューはGB2プレイ以外ではあまり採用したことないカードでしたが、アメリカの友人がその便利さを推していたので採用してみました。
進化ラインを薄くしても好きなタイミングで持ってこれるのは、当たり前に便利でした。

わるいカイリューについてはふじろうじんで戻したわるクロラインのズバットを特殊召喚できるのでとても使い勝手がよかったです。


ズバット(neo3)×4
わるいゴルバット×3
わるいクロバット×2

やさしいカイリューの打点を補佐するカードとして採用。

わるいハクリューが入っているためいつもよりも使い勝手が良く、とりあえず進化させて、やさしいカイリューを立てるまでバトル場に出して壁になる使い方も便利でした。

毒を撒いたり、ベンチに追撃したいので、草エネルギーを貼って動く設計にしています。

ホウオウ(neo3)×2

ここまでで進化ラインにかなり枚数を割いてしまったので、補完枠として採用。
HP90でエネ加速ができ、ベンチ打点がありわるクロとも好相性なので採用。

プテラ(化石)でロックしてくるようなデッキでもある程度試合をできるようになります。

ベンチで育てて強いポケモンではないので、なるべく初手で出すために他のポケモンと枚数の調整をしています。

ピチュー(イントロ)×1


捲り札というには心許ないですが、初手ホウオウをバトル場に出すため、やさしいカイリューが倒れて次のやさしいカイリューを育てるまでの時間稼ぎ要員として採用。

オーキドはかせ×3
ウツギはかせ×4
マサキ×3
クルミ×4
ナツメの眼×1
ポケモン交換おじさん×4
礼儀作法×1

しんかのひかりで手札に進化ポケモンが溜まる前提のドロソ・サーチでオーキドを削ってます。
何度が回して初手にホウオウをバトル場に出せる配分になったので一旦これで落ち着いてます。


フジろうじん×2
しんかのひかり+てしたをよぶで何度も山札から持ってこれるので採用。個人的に退化スプレーhyperより好きなカードです。

退化スプレーhyper×1
バトル場に呼ばれたわるいハクリューを逃すために採用していたワープポイントから変更したカード。

わるクロ、わるゴルの回数を増やすのは当然ですが、わるいハクリュー→わるいカイリュー→わるいハクリューと使うことで、しんかのひかりを2回打つ小技に活用できたりもします。

エネルギーリムーブ×2
おうごんのみ×2
やさしいカイリューで長く戦っていくためのカード。
おうごんのみとわるいクロの点数が調整しやすいから入れているというのが大きい。

ロケット団参上×1
ピン刺しが多いので採用。サイドはわるクロで取っていけるのでコラッタは非採用

夜の廃品回収×2
ピン刺しが多いから3枚で回してたら余ってたので2枚にしました。

まとめ

デッキとしての強さはガチデッキには及びませんが、どんなデッキともそこそこ戦ってキャッチボールできるところが1番いいところ。

遠征したりする予定があるプレイヤーであれば、レギュレーションを選ばず遊べるデッキを一つ持っていると色んな方と対戦できるのでいつもと違う楽しさを享受できると思います。

ぜひ、あなたのローカル殿堂全対応デッキを教えてください!


最後までお読み頂きありがとうございます。

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