【旧裏インフラ部】旧裏wiki裁定パッケージについて
ゆうべはお楽しみでしたね。
どうも、うっどです。
今回は前回ご紹介した旧裏wikiの中で検討している旧裏wiki裁定パッケージをご紹介いたします。
まず、以下のスライドをご確認ください。
この記事では各内容についてもう少しだけ詳しく解説していきます。
裁定パッケージが必要な理由
旧裏の現在の裁定は、スライド記載の3点の懸念を抱えています。
テキストが現代ほどに洗練されていない。
→TCG黎明期の商品なので漠然とした書き方になっているカードが多い。
・当時の書籍に詳しく書かれていない。
→オフィシャルブック2000、ハンディガイド、トレーナーズなど、発行されているが現代のプレイヤーの疑問を解消しきれていない。
・ネットが普及していないので公式Q&Aもない。
→当時はインターネット上で公式でのQA対応はなく、当時のプレイヤーが大会会場で確認した内容が伝聞として引き継がれていました。
上記の理由から、はっきりと決まっていない裁定があり、大会運営中のルール確認に手間と時間がかかることがあるからです。
それに付随して、デッキ構築の時点で「この裁定で使えるかな?」とか「確認したいけど、使うカードバレちゃうよな…」という不安も払拭する必要があります。
裁定個々の正しい正しくないの議論も大切なことではありますが、大会運営にあたっては、決まっていないこと自体が一番の懸念というような状態です。。
そのような懸念を減らし、大会運営をスムーズにする切り札として、裁定パッケージを作れたらと思っています。
裁定パッケージのコンセプト
今回作成する裁定パッケージは、旧裏の裁定を統一しようとするものではありません。
前述の通り旧裏のカードはかなり昔にインターネットも普及していないころのカードゲームで、当時ですら確実な裁定を多くのプレイヤーが知っているものではありませんでした。
実際当時の裁定やその後のeシリーズ以降の過去レギュ、現行ポケモンカードの裁定によって異なる解釈ができるカードも多いです。
そのためここで決定した裁定が必ずしも正しいものであるわけではなく、あくまで確からしいと類推する裁定くらいのものしか作ることはできません。
しかし、大会・オフの円滑な運営のためには、あいまいな裁定に対しても事前に公開しておくことがやりづらさを解消できるものなのではとの結論に至りました。
裁定の解釈には色々な答えがあっても良いので、ここで決めた解釈が絶対ではなく、当然それ以外の解釈があってもいいのです。
なので、裁定パッケージは主催の方が使いたかったらwiki裁定を採用するくらいの位置付けです。
また、当時の整備されていない曖昧なテキストを解釈するうえで、そのカードの独自性を尊重しつつ、無理に強く読み取ったり、弱く読み取ったりしすぎないようにするということも大切だと思っています。
また、正しさを追求するあまり、多くのプレイヤーに馴染んでいる裁定を根底にからひっくり返し、混乱を招くようなことはなるべく避けたいと考えています。
裁定パッケージの決定方法
決めていく方法ですが、wiki管理メンバー+数人で叩き台を仮決めしておきます。
それについて一定期間の間、掲載しておき、気になる部分については意見を募集します。
その際に頂いたコメントを含め、叩き台を作成したメンバーで調整し、Ver.1.0の裁定パッケージを決定します。
その後は、新しく決めた方がいいことが発生したら都度メンバーで話し合いつつ、Discordや Twitterなどで意見募集をして、Ver.1.1、Ver1.2…としていきます。
※一度決めた裁定は混乱を招くために変更することは現段階で想定はしていませんが、場合によっては改定を検討し、その場合はVer2.0とする可能性もあります。
裁定パッケージの運用方法
裁定パッケージについては、あくまでオフ・大会を円滑にする目的で使用するので、使ってみたいなと思う主催の方がいたらいれば使って頂くものです。
繰り返しになりますが、これはあくまで”決め”で行ってる裁定なので、真に正しい裁定ではなく、また裁定の統一をする目的で定めていないからです。
利用される場合は、「旧裏wiki裁定パッケージVer⚫︎を使用します」と書いておくと参加者の方が事前に裁定を確認できるので、スムーズかと思われます。
また余談になりますが、本件を整理するうえで、裁定は決まっているが処理に迷う、間違えることが多いルールについてFAQを整備する予定です。
こちらのFAQも含め、裁定・ルールの事前確認の場となり、円滑なオフ運営に寄与できればと思っています。
以上が、裁定パッケージの説明となります。
本企画の取り組みについて少しでも細かい意図を説明したいと思い、このような記事を公開させて頂きました。
企画にご不明な点があれば、うっどまで気軽にご連絡ください。
実際の裁定については、近日公開しますので所定のフォームにてご意見・ご質問を頂けると幸いです。
よろしくお願いします。
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