思考メモをとる生活⑭ 自分にとっての理想の仕事場とは
極めて個人的な見解ですが、理想の仕事場は、ミュージシャンのスタジオなんじゃないかと思いました。
先日、竹内まりやさんの番組を見ていたのですが、彼女が長年変わらないライフスタイルを語っていて、
彼女はうん十年間、ほぼ同じ仲間と同じスタジオ通いをしているとのことです。
それでも全然飽きないと言う。
何故だろう?
ミュージシャンの仕事は、単純に言うと、曲の構想を練り、それを音づくりとして実装すること。
また、それには数人の仲間が必要です。
スタジオというのは、それがオールインワンでできる場所です。
例えば、曲作りに悩んだ時も、仲間に相談し、一緒に悩みを解決する道筋を考える。
やっと曲が完成し、それがヒットしたら、一緒に喜びを分かち合える。
ああっ、それが彼女にとって、永遠に心地良いのかなと思った次第です。
仕事というのは、当たり前ですが一人ではできません。かと言って何十人もいると意思統一が大変です。気の合った仲間と数人で進めるのが一番心地良いと思った経験があるのは僕だけではないでしょう。
また、構想と実装が1カ所ですぐできるというのもストレスが溜まりません。うまくいかなかったら、すぐ構想を練り直し、再び実装する。仕事はこの繰り返しなのですから、1カ所でできるなら、スピード感を持って、このループを回すことができる。それが心地良いのではないでしょうか。
ここまで書いてみて、そう言えば、昔のスタートアップは、「数人の仲間とガレージで」が定番だったことを連想しました。
そこも仲間と構想と実装の繰り返しの場でした。
僕にとっての理想の仕事場は、そんな感じなんだなと改めて思った次第です。