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タイムマネジメントうまくなりたい
仕事をしていると、「時間が足りない!」「やることが多すぎる!」 という状態になりがち。
特に、エンジニアリングマネージャーみたいに会議・1on1・進捗管理・採用・組織改善…と、いろんなことを並行でやる役割 だと、
「気づいたら1日が終わってる」「結局、何も進まなかった」 という日も多い。
そんなとき、「もっとタイムマネジメントうまくなりたい!」 と思うわけだけど、
実際のところ、時間の使い方をどう改善すればいいのか?
そんなことを考えたので、まとめてみる。
1. タイムマネジメントの理想と現実
タイムマネジメントの理想は、「やるべきことに集中して、ムダなく時間を使う」 こと。
でも、現実はそううまくいかない。
会議が詰まりすぎて、深く考える時間がない
Slackの対応で、いつの間にか時間が溶ける
急な依頼が飛んできて、予定が崩れる
「これやらなきゃ」と思いつつ、後回しにしてしまう
結局、「計画通りにいかないのが普通」 だったりする。
だからこそ、「完璧なタイムマネジメント」を目指すのではなく、「どうやったら少しでもマシになるか?」を考えるのが大事 だと思っている。
2. タイムマネジメントを改善するために試してみたこと
いろいろ試してみた中で、「これはちょっと効果があったかも」というものをいくつか紹介する。
① 「使った時間」を記録してみる
まず、「何に時間を使っているのか?」を把握するのが第一歩。
やることが多すぎると、「どこに時間が消えてるのか?」が見えなくなる。
試しに、
「今やってること」を1時間ごとにメモする(Notion、sticky notesなど)
会議・Slack・メール・個人作業の時間をざっくり分類する
といったことをやってみると、
「会議にめちゃくちゃ時間を取られてる」「Slack見すぎてる」 みたいな気づきが得られる。
② 「ブロックタイム」を確保する
タイムマネジメントが崩れる最大の原因は、「まとまった時間がない」 こと。
1時間の会議が3本あると、それだけで「今日は何も進まなかった」になりがち。
なので、「この時間は会議を入れない」「この時間は深く考える時間にする」 というブロックを作るのが効果的。
例えば、
午前中は「自分の作業タイム」として確保する
Slack対応の時間を決める(朝・昼・夕方だけ見る)
「会議のない日」を作る(週1でノーミーティングデー)
これをやるだけで、「自分の時間」を確保しやすくなる。
③ 「重要なこと」を先にやる
時間がないと、つい「簡単に終わること」 から手をつけがち。
でも、それをやっていると、本当にやるべきことに時間を割けなくなる。
なので、
「今日絶対にやるべきこと」を朝に決める
朝イチで一番重要な仕事をやる(メールやSlackを開く前に)
優先度の低いタスクは後回しにする or やらない
というのを意識するだけで、
「忙しいけど、何も進んでない」状態を減らせる。
④ 「完璧主義」をやめる
タイムマネジメントがうまくいかない原因の一つに、「時間をかけすぎる」 というのがある。
資料を作り込むのに時間を使いすぎる
メールやSlackの返信を丁寧に書きすぎる
「もっと考えなきゃ」と思って、決断を先延ばしにする
これを避けるために、
「80%でいいから早く出す」(あとから直せばOK)
「考えすぎず、まずやる」(迷ったら5分で決める)
「10分で終わることは今やる」(タスクをため込まない)
といったルールを決めると、意外とスムーズに進むことが多い。
3. それでもタイムマネジメントは完璧にはならない
いろいろ試してみても、タイムマネジメントが「完璧にできる」ことはない と思っている。
急な仕事は降ってくるし、予定は崩れるし、
気づいたら「今日、何してたんだっけ?」みたいな日もある。
でも、
「どこに時間を使っているか?」を意識する
「本当にやるべきこと」に時間を割く工夫をする
「タイムマネジメントにこだわりすぎない」ことも大事
というのを意識するだけで、「なんとなく忙しい」から「ちゃんと進められている」 に変えられる気がする。
4. 結局、タイムマネジメントもうまくなるには試行錯誤するしかない
タイムマネジメントの正解はなくて、
「自分に合う方法を見つけて、試しながら改善する」 しかないと思っている。
「何に時間を使っているか?」を記録してみる
「集中する時間」を確保する(ブロックタイムを作る)
「朝イチで重要なことをやる」ルールを作る
「時間をかけすぎるのをやめる」意識を持つ
こういうのを少しずつ試して、
「自分の仕事のスタイルに合うタイムマネジメント」 を作っていくのが大事なのかもしれない。
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