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立山黒部アルペンルートの旅
先日、立山黒部アルペンルートを通る旅行をしてきました。
長野県の信濃大町付近で宿をとり、翌日スタートしました。
まずは、信濃大町から扇沢までバスにて移動しました。
時間はおよそ40分ほど。途中で野生の猿を見るなど自然豊かです。
扇沢駅から黒部ダムまでは、関電トンネルの電気バスを利用しました。
平成30年ごろまではトロリーバスだったみたいですが、現在は電気バスによって運行されています。所要時間はおよそ16分ほど。
この関電トンネルにはおよそ80mの破砕帯があり、建設の際にはとても苦労したとのことです。破砕帯とは、岩盤の中で岩が細かく砕け、地下水を溜め込んだ軟弱な地層です。
黒部ダム駅にたどり着き、階段を200段ほど登ると黒部ダムの展望台に着きます。
この日は曇り予報だったのですが、晴れていて見晴らしが良かったです。
黒部ダムの上を通って黒部湖駅まで歩くと、次は黒部ケーブルカーで黒部平駅まで移動します。この乗り物は日本で唯一の全線地下式ケーブルカーだそうです。
黒部平駅に着くと、ここから立山ロープウェイに乗り継いで大観峰駅を目指します。
ロープウェイは下の方に乗って景色を見下ろすのが良い乗り方ではないのかなと思います。
大観峰駅からは、立山トンネルトロリーバスに乗って室堂まで行きます。
日本でトロリーバスに乗れるのはここだけです。トロリーバスはバスではなく電車の仲間だそうで、バスの上部から電車のように電力をもらって動いています。
室堂は本当に素晴らしいところでした。言葉で表現するのは苦手なのでみなさんぜひ行ってみてほしいです。
室堂から美女平までは立山高原バスで移動します。バスは新しく革張りのシートでした。
美女平駅からは立山ケーブルカーにて立山駅まで移動になります。平均勾配は24度で標高差500mを7分で移動します。
立山駅から電鉄富山駅まで、富山地方鉄道にて移動します。車両は昭和チックで趣があるものでした。
多くの乗り物に乗り継いで旅をするというものも、立山黒部アルペンルートの魅力のひとつだと思います。
運賃は高いですが、あの景色を見るとむしろ安いのではないかと感じるほどです。皆さんもぜひ一度アルペンルートへ行ってみてはいかがでしょうか。