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「誰かを支える」技術(仮)

毎度のことですが、なるみん(https://note.com/narumi/)から言われて有料noteなるものを始めてみます。
「書き上げる」という行為は推敲含めて難しいので、投稿後に加筆・更新・推敲していくスタイルにしようと思います。宜しくお願いします。

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今の自分の仕事っていつの間にか「誰かを支える」ことになってるな、と。

2014年にフリーランスになって早10年。

「エンジェル労働家」などと謳い、やっぱそれは胡散臭いから「The労働家」と記述しても浸透せず、要するに社外役員とかアドバイザーとかをやってるわけですが、仕事の相手はほとんどが「社長」であり、伴走して支え続けるみたいなのが仕事になってるのかな、と。

最近だとやはりカバー・谷郷さんのことを多く聞かれるわけですが、端的に言うと、社会人ペーペーの頃(1997年)から知り合いだった1年後輩と、一定の時を経てそれぞれがオトナになり(長い縁やね)、創業(2016年)前から手伝うことになったわけで。当初の週イチ壁打ちミーティングでは、今の事業とは全く違う感じだったし。初期は多くの迷走や苦悩があるわけで。(ま、スタートアップあるあるですが)

弁護士ドットコムの元榮さんとも10年以上仕事をしているけれど、こちらもスタートアップ企業のアドバイザーから始まって無事上場して監査役に至り、その後、兄弟会社的な法律事務所の方も成長させようと経営顧問就任。途中、参議院議員になられたら「政治の世界も覗いてみませんか?」的なお誘いで政治事務所の方もアドバイザーに。まるで、「武将」に仕える「軍師」もしくは「忍者」のようなスタイルで並走させて頂いている。

「スダックスチルドレン」などと称して、若手起業家のメンタリングをし始めたのは2009年頃だったか。あの頃は私も30代半ばで「上場CFO経験者お兄さん」として20歳そこらの若手に偉そうなことをいう内輪サークルのようなものだったけど、メンバーの若手たちもいつの間にか成長して経営者になっていき、自分が社外役員として「支える」立場になってしまっている。(まあ、いい意味で)

てなわけで、いつの間にやら、私の仕事は「誰かを支える」ことに集約されるのでは、とふと気づいた。

「(企業を)どうやって支援してるんですか?」ってよくみんなに聞かれるし、自分の思考整理にもなりそうな気がしたので、さて書いてみようと思ふ。

※どの項目から書けばいいか分からないので、購読した方で「ここ知りたい」ってニーズありましたらコメントかDM等送ってください。そこから書いていきます。

目次1.0
・つべこべ言わない。あんま、反論しない
・「性格」を捉える(特に自分と違う部分)
・送信より受信を増やす
・相手の波(強気or弱気)をとらえる
・周囲の人間(現場)も支えるようにする
・相手に応じたプロトコル(通信手段)を意識する
・承認や報酬を求めない
・ピンチに寄り添う
・裸になる(弱みを見せる)
・酒を飲む
・どんな状況でも即レスをする

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