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目標を立てたらとことん「やり切る」。VOYAGE GROUP宍戸氏インタビュー

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2016/08/27

「企業で働いてみたい」と考えたきっかけ

須田:僕と宍戸くんが初めて会ったのは4年前の2012年5月だったかな。当時宍戸くんは大学3年生で、ナゾの会社、有限会社スダックスのアルバイト募集に応募してきたんだよね(笑)。学生時代はどんな感じだったの?
宍戸:青山学院大学の国際政治経済学部の学生だったのですが、まあ普通の大学生でしたよ。バンド活動やってみたり、地元で予備校講師のバイトしてたりだとか。怠惰な学生生活って感じでしたね。
須田さんのインタビュー記事読んでると皆さん同じですよね。大学2年の終わりごろになると「このままでいいのか?」って焦るんですよね、ホント皆さん似てる(笑)。
須田:確かにね。この辺りでスイッチが入る人が多い(笑)。
宍戸:3年から変わらなきゃと思い、まずアルバイトを変えようと思いました。飲食店などの普通の学生バイトではなくて、もっと色々経験できたり、実力が得られそうな「企業」で働くべきって思いました。その当時、会社ってのもよく分かっていなくて、とにかく色んな会社に片っ端から電話して「アルバイト採用ないですか?」って聞いてました。結果、散々に断られていました。大企業なんかは採用に携わる人事部の方にすら取り次いでもらえず、門前払いでした。
チャンスが見つけられそうだと考えた「ベンチャー企業」
須田:なかなか思い切った行動だね。
宍戸:そんな無茶な行動をしながら、大企業は無理だって気づいたんですよね。だからベンチャー企業を探しはじめました。その時たまたまそのよくわからない有限会社の求人に引っかかったんだと思います(笑)。でも、その時に須田さんにお会いして今でもお付き合いあるって不思議ですよね。自分の印象はどうでしたか?
須田:イケメンだなって思った(笑)。これが青学の学生ってやつかと。僕は当時ベンチャー企業のインターン採用の手伝いみたいなことやってて、毎月20人ぐらい面接してたんだよなー。確か300人ぐらい面接したんだけど、今でも繋がってるのは5人ぐらいだから貴重だね。
宍戸:ありがとうございます。面接のあと1ヶ月ぐらい、須田さんの打ち合わせに同行させて頂いたんですよね。自分はちょうどIT業界や広告業界に興味があったので、それに近い打ち合わせに同席などさせて頂いて、勉強させてもらっていました。
宍戸:その後、須田さんから長期インターン先をご紹介頂きました。モバイル広告代理店の株式会社ハロです。
須田:そうそう。ハロさんは一時期仕事を手伝っていた会社さんで、企業規模やジャンル的に宍戸くんに合ってそうだなって思ったんだよね。ハロの矢野さんとか伊勢さんもイケメンだし、イケメン同士合いそうだなと(笑)。

実力をつけるために休学!?フルコミットでインターン


須田:その後宍戸くんとはあんまり会わなくなったけど、そのまま結構コミットしてインターンしていたんだよね。どんな感じだったの?
宍戸:物凄く苦労しましたが、とても成長した機会だったなと思います。当時15人ぐらいの会社で広告営業をさせていただいていました。営業は5人のチームで学生は自分だけでした。今考えると広告知識も全くなく素人だったので、必死に営業していたものの、なかなか数字を上げることが出来ませんでした。
毎月、毎月、数字がゼロ。3ヶ月間1つも成果があげられず・・・もうとにかく自分が情けなかったですね。このまま負けるわけにはいかないと思い、大学を休学してフルコミットすることにしました。
須田:いきなり、休学!?それ気合入りすぎじゃない?学生にとって休学ってそんな簡単な選択じゃないと思うんだけど、どうしてその選択をしたの?結構リスク高いよね?
宍戸:自分の性格なのですが、「中途半端に終わらせることは嫌だ」と思ったんです。先ほどの通り全然目標の達成ができず、悔しくて。絶対にやり抜いてやり!!と思いましたね。
須田:意識的に自分に厳しくしてたのかな?
宍戸:そうかもしれないですね。使命感を持ちつつ、目標を立てて、自分にプレッシャーかけて、毎日吐きそうになってましたね。ホント辛かったです。
それでも、本気で一生懸命やっていると周りの人が応援してくれるんですよね。一生懸命にやっている人を見捨てたりしない。数字は出せていなかったんですが、何とか逃げずにやり続けている姿を上司や周囲の人達は見ていてくれていました。
須田:自身のやり切るっていう意識と、支えてくれる周りの人や環境があったんだね。
宍戸:周りの方にはお世話になりましたね。執念で4ヶ月後ぐらいに初受注がとれて、そこからは何とかコツを掴んいきました。売上目標など達成できるようになっていって、徐々に営業に自信が持てるようになりました。
須田:そういえば、俺のところにも昔ハロで営業に来たよね。(メモを見返して)2013年6月に営業に来たな。
宍戸:はい。リワード広告の発注をもらいましたよ(笑)。
須田:何か、「学生営業の割にはしっかりしてるな」と思ったよ。学生のクセにシーピーアイ(CPI)だのカタカナ業界用語使いやがって生意気だなと(笑)。ハロで鍛えられたんだなって思ったよ。
宍戸:やはり環境に恵まれたってこともあると思います。目標とかって自分一人でやってると簡単に逃げることが出来るんですけど、組織の中に入るとそうは行かないですよね。組織に入っちゃうと逃げ道がなくなるので、その環境が良かったと思っています。一人だったら絶対逃げてました(笑)。

インターンで気づいた人との繋がりの重要性


宍戸:あとはやはり「人との繋がり」が自分の成長に繋がるんだなと思いました。自分は運良く社長の矢野さんが直属の上司だったので、いろいろと指導して頂き学ぶことができたと思っています。
須田:矢野さんとはどういった関わり方してたの?
宍戸:もうほぼ毎日近くにいましたからね。親分肌といいますか、物凄く面倒見のいい人で、メシも100%おごってくれましたし、ホント公私共にお世話になっていました。
確か夏休みに社内の有志で海に行く企画があったんですけど、集まってみたら自分と矢野さん2人しかいなくて、男2人で湘南の海に行ったことがあります(笑)。海にいって、その後夜はカラオケオールして、起きたら仕事に行く、みたいな。
須田:学生インターンで社長とそんなに仲良くなれるなんていいね。もっと他にもエピソードはあるかな?
宍戸:えーっと。あんまりココで喋ってためになるようなことはないですね(苦笑)。
須田:では矢野さんの方にもちょっとエピソード聞いてみて、いいネタがあったら追加するね。(後日、矢野さん・伊勢さんに聞いてみたものの、確かに載せられるようなネタが少なかったので割愛。まあ、とにかく仲良くやっていた様子が伝わってきた。)
就職活動の軸は「人」と「組織」
須田:その後、ハロのインターン経験を経ての就職活動はどうだった?
宍戸:ハロでのインターン経験で重要だと気づいて、就活はとにかく「人」と「組織」を重視して企業選びを行いました。IT業界の中で一番VOYAGE GROUPが魅力的だったのでここに決めました。今も学生時代同様バリバリ働いています。そういえば今も広告を売ってますよ(笑)。
須田:そうやってバリバリ働いていける体力もインターンで身についたのかもしれないね。それでは最後に学生に向けて一言お願いします。
宍戸:長期インターンシップをしたことの中で、今の仕事で生きているのは知識とかではなくて、「仕事への姿勢」ですね。諦めないでやり切るスタンスです。やることはバイトでもゲームでも恋愛でも何でもいいと思うのですが、何でも「やり切ってみる」というのが重要な気がします。目標を立てて、中途半端にしてやめたりしないこと。
何か就活のエントリーシートに書くために、小綺麗にインターン経験を積むとかってナンセンスだと思うんですよね。ウソっぽい就活ですよね。表面的な経験ではなくて何か「やり切る」経験がないと時間がもったいないと思います。
でも長期インターンシップって「やり切る」には良い場所で。組織に属してしまうと逃げられないこと、頑張ることを応援してくれる人がいること、数字とかで成長がわかること、などなど。何か頑張り抜きたい人にはオススメですよ。
最後にもう1つ、人と出会い、絡むことが重要だと思います。どんな人と知り合って、誰と仲良くなるかで人生が大きく左右される気がします。そこを是非重要視して、大学生活送っていってほしいなと思います。

宍戸良
1991年生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒。学生時代に1年間休学をし、ベンチャー企業にてスマートフォン広告の営業を担当。2015年、新卒でVOYAGE GROUPに入社し、子会社Zucksにてスマートフォン向け広告の営業・コンサルティングに従事。

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