1分で読める!スーダン方言第2回『1~10』の数字
毎週土曜日に更新します。スーダン方言を学ぼう第2回目は『1~10』の数字です。
アラビア語フスハーの数字1~10
1 واحد ワーヒド
2 اثنان イスナーン
3 ثلاثة サラーサ
4 أربعة アルバア
5 خمسة ハムサ
6 شتة シッタ
7 سبعة サバア
8 شمانية サマーニヤ
9 تسعة ティサア
10 عشرة アシャラ
フスハーはでの数字は以上のようになります。
スーダン方言では数字の読み方が変わる
1 واحد ワーヒド
2 اتنين イトネーン
3 تلاتة タラータ
4 أربعة アルバア
5 خمسة ハムサ
6 شتة シッタ
7 سبعة サバア
8 تمانية タマーニヤ
9 تسعة ティサア
10 عشرة アシャラ
スーダン方言で変わった数字は2と3と8です。
この数字に共通して変わったのが『ث』の音です。
この『ث』は英語で言うところの th の発音で、歯と歯の間に舌をいれて発音する音です。
スーダンでは『ث』音が『ت』の音に変化しています。この『ت』は t の音を使います。
日本語の方言にもダ行が多くなる傾向がありますが、アラビア語の方言もそれに近い変化が見られて面白いですね。
ちなみに『ث』から始まる有名な単語、『ثلج』サリジュは雪という意味でアラビア語の初級学習で良く出てくる単語です。
スーダンでは、『تلج』タリジュとこの単語でも t 音に変化しています。
ただ、『ثقافة』サカーファという文化という意味のある単語はタカーファに変化せずにそのまま使われています。t音に変化するものとしないものが混在しています。
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