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色鮮やかなスーダン女性の衣服
スーダン女性の伝統的な服装はトーブと呼ばれる鮮やかな一枚布を体に巻いて着ることです。 これはインドの一枚布サーリに似ていますが巻き方に大きな違いがあります。スーダン人は頭も布で巻いて着るのが特徴的です。
男性の服装が白でシンプルなものに対して女性が着るトーブは色も柄も鮮やかで華があります。
トーブは既婚者が着ることが多いです。これは、イスラームで故意でなくとも既婚女性を誘惑することは好ましいことではないことに由来しています。そこで既婚者だとわかるように結婚した女性はトーブを着るようになります。もちろん未婚者もトーブを着ることができますが、圧倒的に既婚者が着ているほうが多いです。
トーブだけでなく金の指輪とヘンナと呼ばれる染色が既婚者の証となります。そのため、夫は結婚に際して女性にトーブを7枚以上と金の指輪をプレゼントするのが通式です。
一週間分のトーブを揃えるのはお金がかかりますからスーダン人男性は好きな人と結婚するために懸命に働き結婚資金を一生懸命蓄えるのです。
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