医療はバックヤードへの感謝で成り立つ
救急ついでに
医療行為は24時間265日
動物医療でも近いものが要求される。
体制としての24時間は、8時間3交代、休みの人間も入れると
同じ場所で同じ事をするチームが最低5-6チームあって成立する。
人数の足りない場所は、24時間体制ではなく、24時間対応と呼ぶ。
それだけでドラマは吹っ飛んじゃう話だが
医療現場だけが医療に携わる訳じゃ無い。
バックヤードを固める人々があって、現場は成り立つ。
それぞれ、専門職としての免許は持つが、医療従事者とは呼ばれない。
しかし、表にはしていなくとも、実は彼らも24時間対応である。
拙の今まで居た職場は、ほぼ24時間対応だったので、
どうしても休日祝祭日や夜間に、用意していた在庫がきれる事がある。
そんなときに連絡すると
いつでも運んできて設置していただいたり
倉庫を開けて、薬をもらえる。
医療というと派手な現場をドラマにするが、
彼らへの感謝の上に成り立つ仕事である。
また、少し田舎になると、業者さんと我らを結ぶ郵便宅配業者が必要になる。
素人の思い込みをはずして、ドラマを面白くする要素は、まだまだ転がっていると思いますよ。
そういえば、病院設計の話で
電子レンジと冷蔵庫の分の電源を確保して欲しいといったら
驚かれました。
いまどき、冷蔵庫と電子レンジの無い仕事場って・・・考えられます?
動物医療に限らずに、ねぇ、常識だと思うんですが