ハレとケの京都
”ほんのひととき”はいつも良い記事を載せる。
そこを起点にちょっと拙の知る京都について書く。
拙の京都の印象は
・御所の南北に御霊社、鬼門に安井金比羅と崇道神社。
・庚申や粽と一緒に共産党と公明党のポスターがずらりと並ぶ景色
・米と揚げ物しか無い250円のお弁当
・ネギを山盛りにしないと食べられないドロドロのラーメン
・”すぐきのヘタ”と云う言葉があるくらいに、しわい京都人。
・階層社会で、誰の紹介か、が大事。だから皆さん行かれるお店がそれぞれ違います。
厳しい京都盆地を生きる知恵と工夫のたくましさを感じる上品な京風ではない京都だ。ケの京都とも思う。
奥さんも京都が好きで、京都人ともお付き合いがあるが、自由気ままに歩いた拙とは、行くお店が違う。共産党くらいは、京都大学附属病院に通ったから見てるだろうが、後の景色は眼に映って無いと思う。
円山公園の桜、祇園の舞妓さんや料亭の京料理(和洋中とあります)、川床、和菓子、一流ホテルに高島屋。寺社も貴船や鞍馬、上賀茂下鴨。琳派の着物、御用達の呉服屋。誰かに連れられて、誰かの紹介で廻ったから、幾度も通い、結婚してからは拙も誘う。拙があまりに京都を知らないので、少しあきれながら。ハレの京都をよく知る、と思う。
京都に限らないが、よく知るとは、隅々まで知る事ではなく
知ってる範囲と深く付き合う
事だと思いますよ。
だから、案内本にマークしながら○○制覇って次々廻るんじゃなくて、案内本から幾つか選んで置いて、経験してなじみになる。そんなつもりで