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珍姓巡り
自分が珍姓だからか、結構気にして眺めながら生きている。
ペンネームの隅田も”すだ”と読む珍姓だが
隅田という地名を教えて下さった方も珍姓で”塙坂”ハネサカと読む。仕事の都合で引っ越してきた方で、その出身地にしかいない珍姓であった。
小学校に引っ越してきたのが、”姚”チョウ。おそらく本来の読みが当時は認められなかったからの読み替えだろう。
高校時代には”経ケ坂”キョウガサカ。見たこと無いと聞いたら、兵庫県から来た由。兵庫県でも珍姓のようだ。
同じく高校で”楠本”クスモト。よく見かけたのでまさか珍姓だとは思わなかったが、故郷以外には少ない。
同じく”吉垣内”ヨシガイト。故郷では誰しも普通に読めたのは、同様の姓が多いから。”垣内”は単独ではカキウチだが、頭に1文字付けて、○ガイトと読む珍姓をよく見かけた。
”宇治田”ウジタ。文字はどれも平凡で、読みも平凡だが、組み合わせると珍姓になってしまう。故郷ではよくみるが、他にはいない。当時の市長。
”月山”ツキヤマ。これも字も読みも平凡だが、見かけない。故郷でも珍姓だった。殿様に付いて来たかな?
”三浦”ミウラ。全国では平凡だろうが、故郷では珍姓という変化球をあげてみる。上記月山と同様、殿様についてきた一族。
大学では”屋富祖”ヤフソ。はい、珍姓の宝庫、沖縄です。