寺社まわり
別に御利益が欲しくて巡るわけじゃなく
人の営みの痕跡、人が何を祀るか、誰を祀るか
そういう人というものの歴史をみたくてまわっている
主祭神などは、よく雑誌やネットにでるが
現地に行かないと気づかないものがある。
香川の金比羅さん
海からみえる独立した山は、帰路の目印として
漁師海賊たちの守り神として信仰される。
金比羅も現場にたってみるとわかる。
そこから時代を経ると、近所の海民だけじゃなくなり、全国から人が集まるようになり
軍隊嫌いの吉田茂が責任を感じて揮毫した海上自衛隊の前身となる航路啓開隊の顕彰碑なども見つけてしまう。