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back numberがいれば僕に不可能なんか無い

【2022年9月10日に書いてそのままだったこの文章を今更になって投稿しています】

2022年9月8日
幕張メッセ国際展示場

back number3年ぶりの全国ツアー、「SCENT OF HUMOR TOUR 2022」

そのファイナル公演に参加した。

個人的には2020年2月13日のone room party vol.5 ZeppTokyoぶりのback number。

本当はこの記事を、9月8日帰りの電車で書き進めようと思っていたのだけれど、訳あって書けなかった。
ライブが終わって、電車に乗って、友達とたわいもない話をしながら帰る。
友達と別れてすぐこの記事に手をつけたのだけれど、びっくりするくらいなんにも覚えてなかった。
聴きたくて仕方がなかった「赤い花火」がどんな曲だったかも、セットリストの一曲目が何かも、アンコールが何だったかも、MCの内容も、全く覚えていなかった。唯一覚えていたのは、「半透明人間」のドラムの曲フリでぴんときて嬉しかったことくらい。

2年半ぶりのライブで言いたい書き残したいことがたくさんになって困ると思っていたのに、記憶が飛んで涙も出ないくらいにいつも通りなライブだった。
2年半も経って“いつも通りだ”と思えたことが、わたしにとってはとてつもなく嬉しいことだった。

ファンクラブ先行を諦めて後悔していた矢先に、友達がローチケ先行で取ってくれたチケット。
初めてとてつもなく遠い席(100列目)で参加したback numberのライブは、依与吏さんの笑ったシワも、和也さんの飛び跳ねる姿も、寿さんのドラムスティックも何も見えなかったけど、
その場所は、わたしにとって何も変わらない
わたしだけの特別な場所だった