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「世界の終わりが来ても踊り続けてやる」と思った時に言えなかった英語フレーズ
Follow my two left feet!
下手なりに躍らせろよ!
ダンス教師に言い返したかったけど、流石に自分のダンスがひど過ぎて言い返せなった言葉。
奥様の誕生日に「プレゼントは何が良い?」と訊いてみたところ、
今年は何か違ったことに挑戦してみたい、とのことで、夫婦して踊ったこともないのにレッスンを受けることにした。
しかし僕という人間は、幼少から今に至るまで、
「どんなに真面目に振る舞っていても、周りからはふざけているように思われる」という哀しきサダメにある様子。
エーデルワイス・プレミア・ボールルームのダンスの先生は、ロシア系アメリカ人の男性で見た目も、姿勢も、振舞いもカッコよい紳士だった。
そのイケメン先生と我々夫婦と3人でのレッスン。
はじめはゆっくりワルツから。
先生は色んな基礎的なステップを見せて、我々はそれを真似、夫婦で踊ってみる、という流れ。ふむふむ、これならできそうだ。
映画『Shall we dance?』でやってたアレだ、とか思いながら、僕も楽しみながら真剣にステップの習得をせんと努力していたつもり。
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ところが、どうも先生の様子がおかしい。
熱心に指導している、というよりは、どこか少しだけ苛立っている。
僕の自己意識の中では、完璧に踊っているつもりだったんだけれども、どうも僕のダンスがあまりにコミカルに見えるらしく、そのコミカルさがわざとふざけてそうしてるようにも見えたらしい。。
Why? You paid for this lesson, you woke up morning in weekend! You have to dance!
どうしてだ(何故ふざけるの)? 君はこのレッスンに(わざわざ)お金を払ってるんでしょ? それも週末の朝に起きて。(ちゃんと)踊らなきゃ!
いやいや、ティーチャー。僕が下手なのはわかる!
でも面白オカシクしようとしてるのではないんだってば!
ダンスが下手な人のことを、you have two left feet =左足が2本ある(不器用)などと言う。真剣さがちっとも伝わらず、だんだん僕もムカムカしてきて、Follow my two left feet = 下手は下手なりにさせてくれ、ぐらいの意味を込めて、言ってやりたくなったけど。
ちなみに、ここのダンスの先生たちはみんな優しい先生なのですが。。