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我思ふ Pt.43

かなり日が経過しているのであまり新鮮味の無い「我思ふ」。

仕事がかなり切羽詰まっていた上に、中々ハードな問題も重なってリアルタイムで発信したい話題も過去のものになってしまいましたね。

あんまり触れている方が見受けられないのはやはりデリケートな話題だからだろうか?
はたまた大人のSNSと巷で有名なnoteだからだろうか?

ウィル・スミス、フルスイング掌底事件。
うむ…あれは…平手打ちなどではない…。
掌底じゃよ…

忙しくて忙しくて野良猫を撫でつつ、「猫の手貸ちてー。ニャンコちゃん貸ちてくれるかなー?そうなのぉ、貸ちてくれるのー、かわいいし、いい子だねー。」と呟いていた数日前(実話)に比べてかなり落ち着いてきたので少しあたしなりに考えてみたんですよ。

どっち擁護派?
という事に関して、結論から言わせてもらうと「わかんねぇ」です。

ニュースの情報しか知らないのでね。
そんな情報だけであっちが悪いこっちが悪いとは言えないですよ。
それにお互いの気持ちなんて分かりませんしね。
人の持病をジョークにするのも、咎める前に手が出るのも両方あたしには理解できませんし…。

さて、双方理解できない私がこの事件に関して感じた事を書かせていただくと、「いじり」ってヤツは本当に難しいって事です。

あたすの身近にもこういうの平気でイジってヘラヘラしている人がいるので、反面教師としていつも「人のいじりは気をつけないとネ」と思っているんです。
あんまり普段から接する機会が少ない人なんて特にそうよね。

で、その身近なあたすの知り合いは外見をイジるだけではなく、「今こう思ってるでしょ?」、「行動見てたらわかる」、「丸わかりだよ、全部わかる」といった具合に心理学者のような分析をドヤ顔でしつつその行動をドヤ顔でイジるという、もの凄くありきたりな言葉を使用させていただくと「とても嫌なヤツ」(笑)。
そして否定されたり、逆に指摘されたり、自分が深堀りされると「キレる」&「ふてる」(笑)。

うん、改めて文字にしてみると本当に最低だな(笑)。

でもその知り合いから学ぶ事は本当に多い。

「そんなのいちいち口にする必要あるか」

「うわぁ…後輩くんマジで嫌な顔してるわ」

「なるほど、この後輩くんこういうの嫌がる訳か」

「これで自分が笑い取れて明るく楽しい人気者なんて思ってるのかな…。凍り付いたみんなの顔が見えないのかしら…。」

などなど。

ちょっと真面目になろう。

この方を長年見てきて思った事。

楽しい時ほどご用心

見てますよ
あなたの言動歪んだ笑い

落ちますよ
笑いの両端ナイフリッジ


楽しい時ほどご用心

これに尽きます。

さぁ本音です。
フォロワーの方々やこれを読んでくださっている方々、あたしの人格を疑わないでほしい。

あたしゃ学んだ。
学び、知り、もう二度とこんな事は無いと宣言できる自信があるのであえて書かせてもらう。


外見いじりや、人を小馬鹿にした言動って簡単に笑いが取れるし、言っている方も、直接の被害者じゃなきゃ周りの人間も簡単に笑ってしまうし、ついつい楽しんでしまうものです。
ただ…その笑顔は自分で寒気がするほど穢らわしい。

この知り合いがよく言うんですけど「ハゲ」「デブ」「くせぇ」「頭悪っ」て言うと周りの人間は最初は笑ってます。
するとこの知り合いは段々楽しくなっちゃうんでしょう。
連呼し始めるんですね。
すると段々周りの人間も嫌気が差してくるんでしょう。
引きつった笑いに変わっていきます。
それに気が付かず加速するいじり…
それに反応する氷点下の笑い…
地獄絵図です。

なので外見や持病のいじりはいかん事だと私は思います。

知りませんよ?
海外の文化がどういうものかなんてあたしみてぇな村から出た事無い中年にゃ知る由もないし。
しかもクリス・ロックだってベテランのコメディアンで、あのアメリカでのし上がった強者な訳だし、あたしみてぇなただの会社員にお笑い道や芸を語られたくはないだろう。
だから一個人、小市民…いや村民の考えですけどね。
じゃあクリス・ロックが悪いのか?
いや、そうは言い切れねぇ。

我らは人類、知的生命体である。

目には目を歯には歯をという言葉が正しいのであればなぜウィル・スミスは口で対抗しなかったのだろうと思う。
又は訴訟大国アメリカである。
裁判にしても良かったんじゃね?
いや、法律全然知らんけど(笑)
すいません、テキトーに言いました(笑)

ワイフをイジられてキレる気持ちは自称愛妻家(?)のあたしにだってわかる。

ただ、あんたは頭も顔も良いハリウッドのスーパースターなんだ。

他の手段は無かったのかなぁと正直思います。

いやぁ…ウィル・スミスフルスイング掌底事件は中々の問題提起をしてくれましたね。

ワイフの持病イジり、それにキレての暴力…。

なるほどねぇ…。

え?結論になってねぇ?

あたしゃね、人の持病には触れないな。
相談があれば金以外は全然話を聞くし、愚痴りてぇなら聞き役に徹底したっていい。
自分から触れるということはしないな。

見た目にも触れない。
誰にだって触れてほしくないものがあるだろうからね。

心の中で思うに留めるわね。

え?腹ん中で思うなんて腹黒いって?
何でも正直にベラベラほざき倒すのが正義だってぇのか?
前にも書いたけど、そんな奴らばかりだったらそこら中で殺し合いが始まっちまうよ。

そこは侘び寂び、和の心だぜ?

うーん、長いこと話題が尽きないのわかるわ、この事件。

考えだすときりがない。

どうなのだろう。

私がウィル・スミスだったら…
私がクリス・ロックだったら…

わからん。

余談です。
本当に全然関係ないけどこのニュースを見て、高齢者に電車の席を譲り、「あたしゃそんな年寄りじゃない!!」とキレられても、

「HA.殺しても死なねぇ減らず口叩くような奴には余計な心配だったか。せいぜい長生きしな、ク○野郎。fxxk you.」

と静かに中指を立てられる余裕のある人間になりたいと思いましたマル

そんなあたしも尿酸値高めの42歳。

さて仕事だ(笑)

2022年4月6日

我思ふ




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