自著論文解説「伊藤和夫の『受験英語』教育における『教養主義』:『構文主義』との関係から」

1.はじめに

2019年5月に『日本英語教育史研究』第34号に拙論文「伊藤和夫の『受験英語』教育における『教養主義』:『構文主義』との関係から」が掲載されました。本記事では、この論文の執筆の過程や動機について自分で解説をしてみようと思います。ご関心があればご購入いただけると経済的にちょっと助かります。いただいたお金は研究に活用させていただきます(資料代、書籍代、インタビューのための交通費等)。第1弾なのでお試し価格で100円としています。ご支援をよろしくお願いします。

2.論文について

論文は京都大学のリポジトリ、KURENAIにてPDFデータがダウンロード可能です。以下のURLからダウンロードをお願いいたします。書誌情報等についても、同ページにて確認できます。

http://hdl.handle.net/2433/246544

また、論文には以下の誤りがありました。

①先行研究として言及した速川和男氏のお名前が、本文中および参考文献リストにおいて「速水和男」となっています。大変な失礼をいたしました。

②3節と4節のタイトルの―(ダッシュ)の長さが違う...まあこれはどうでもいいといえばどうでもいいんですが...盲点だった...

ここから先は

4,769字

¥ 100

資料代やインタビューの交通費等、研究になにかとお金がかかります。研究に関心を持っていただいた方にご支援いただけるととても助かります。よろしくお願いいたします。