前兆④:帰国後、バセドウ病疑い
海外でひいた風邪を診てもらうため、個人病院へ
幼い頃から何かあれば診てもらっていた病院へ。
状況を説明すると
「海外からウイルスをもらってきた可能性があるので
インフルエンザの検査をしてみましょう」とのこと。
結果は、陰性。
「じゃあただの風邪かな~。他に症状はある?」と聞かれたので
体がとにかくだるいこと、常に鉛のように重いこと。
ただ仕事のストレスが多いから、風邪とは関係なく
そっちからきているかも知れないと伝えると
少し考え、触診と脈をはかることに。
「脈は早いね。喉は腫れていないけど、もしかしたらバセドウ病の可能性があるかもしれないね。親族にバセドウ病の方はいる?」
「え!」
突然出てきた”バセドウ病”という言葉に驚く。
「叔母と祖母がバセドウ病だったと聞いたことはありますが…」
「じゃあ念のため、血液検査で調べてみる?
結果は明日以降しかわからないから、もしバセドウだったらすぐに電話するよ。私から電話がなかったら問題ないってことだから、検査結果は時間がある時に取りに来てね。」
「わかりました、よろしくお願いします。」
そうして病院を後にしました。
電話がかかってくることは、まずないだろう。
健康診断も引っかかったことないし。
うん、きっと大丈夫。
でも、もしかしたら――
海外で高熱が出たのは、
自分が思っている以上に免疫力が低下している事の現れで…
体重減少も他に理由があったのではないか…
と一抹の不安がよぎる。
まさかね。
いや、そんなことより仕事の方が不安だ!
こんな時でもちらつくパワハラ上司の顔(この時はもはや自分の中ではサイコパス上司と認識)
この先一体どうしたらいいんだろう・・・
そんなことを悶々と考えながら、また職場に戻りました。
次回へ続きます。
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