見栄を捨てた時、僕の道が開けた
皆さんは、自分に素直になれていますか?僕は長い間、「見栄張りな自分」から抜け出せませんでした。後輩にご飯を奢るのも、「最近どう?」と聞かれて「絶好調!」と答えるのも、自分の弱さや現実を隠すための言葉だったと思います。
見栄に支配されていた起業生活
2021年に起業して以来、収益の柱は妻のインフルエンサー活動でした。僕の事業自体は、正直思うようにいかず、妻の収益に頼る毎日。それがどれほど恥ずかしかったか。
でも、それを周りに悟られたくなくて、「うまくいっている自分」を演じながら、いろんな人と関わってきました。
その結果どうなったか。
事業の赤字を埋めるために高額なコンサルを頼んだり、サッカーのトライアウトに協賛したりと、「これくらいの見返りがあるはずだ」という甘い考えで妻が稼いだお金をつぎ込んでいました。
でも、期待通りにはいかず、2期目は赤字。3期目も振るわず終わりました。
限界に達した僕を変えた“見栄を捨てる勇気”
焦りとプレッシャーに押しつぶされそうになり、知り合いの会社に「業務委託でもアルバイトでもいいから雇ってほしい」と頼み込みました。でも、肝心の現状を話すことができなかったんです。
そんな僕に転機が訪れたのは、妻との大喧嘩がきっかけでした。彼女はSNSで稼ぎながら空き時間にUberでバイトする案を提示してくれました。一度は非現実的だと拒絶しましたが、冷静になって考えると、妻の提案は僕の現実に即したものでした。
そして何より、「妻に支えられてここまで来たのに、自分は何をしているんだろう」と気づかされた瞬間でもありました。
さらに、思い切って知り合いの社長に現状をすべて打ち明けたとき、電話越しにこう言われました。
「今は正常に考えられなくなっているんじゃないか?奥さんともちゃんと話せていないだろう。うちで何かできることがないか一緒に考えよう。」
その優しさに、僕は思わず涙が溢れました。
見栄を捨てた結果、広がった世界
もう一人の社長にも相談してみると、「出資の話」や「新しい事業のアイデア」をいただくことができました。自分を隠していた頃には想像もしなかったことです。
見栄を捨て、腹を割って話してみると、こんなにも受け入れてもらえる。こんなにも助けてもらえる。それに気づいたとき、心が軽くなりました。
僕が掴んだきっかけを、世の中に渡していく
妻の支え、社長たちの助け、そして自分が見栄を捨てたこと。このすべてが僕にとっての「きっかけ」でした。
これからは、僕が掴んだこのきっかけを、世の中に渡していくことが僕の使命だと思っています。
起業したばかりで悩んでいる人、何かに挑戦したいけど怖くて一歩踏み出せない人。僕のように、まずは自分をさらけ出してみてください。きっと誰かが手を差し伸べてくれるはずです。
あなたも見栄を捨てて、一歩踏み出しませんか?
僕は、周りの人たちからもらったきっかけを糧に、これからも挑戦を続けていきます。
その挑戦の中で得た経験や気づきを、このnoteで共有し続けたいと思います。
応援してくれる人、そして僕と一緒に「世の中にきっかけを」生み出したい人をお待ちしています。
あなたの一歩が、きっと何かを変えるきっかけになるはずです。