METALLIC CHILD メモ①(プレイ時間43分)
Steam版でプロローグだけプレイ。プレイ時間:43分
※殴り書きメモ。評価や見解などはこれからどんどん変わっていくと思います
・道中に落ちているスキルや武器を駆使して闘うローグライト系の見下ろしアクションゲーム。
・敵の攻撃を回避するローリングや、ランダムドロップの武器やスキルを駆使して闘うことを要求されるゲームデザインは「Enter the Gungeon」に似ているかも。
・通常攻撃二回→投げでダウン攻撃、スキル攻撃中に武器切り替えでスキルコンボなど、格闘ゲーム的な闘い方も可能となっている。
むずかしいな~と思った点
・操作やバッテリーの概念をはじめとして、要素が多い。通常攻撃、強攻撃、スキル攻撃、投げ/つかみ、ローリング、武器切り替えの6種の操作は覚えるだけで大変だった。
ザコ敵はともかくとして、プロローグのボス戦では操作に混乱して、避けながらダメージを与えるのに一苦労だった。ものの30分プレイしただけでは上手にプレイできている感覚が得られなくて楽しめないかも…。この辺は慣れると面白くなってくる可能性が大きいのでこれからかな?
・唯一の回避手段であるローリングにバッテリーの消費が必要なのがつらい。ゲームデザインのねらいとしては、むやみやたらなローリングを制限してヌルゲーになることを避けたかったのだろうけれど、慣れない戦闘では敵の攻撃を見極めるためにローリングを使いたいシチュエーションが多い。
それなのにも関わらず、すぐにローリングがつかえなくなってしまうので、真正面からダメージを受け続けることになったり、敵のまわりを大きくぐるぐるまわるしかなくなってしまうのでストレスを増やしているんじゃないか?と思った。
・攻撃があんまり気持ちよくない…かも!これについては好みの問題も大きいかもしれないので、これからのプレイで探っていきたいなと思うけれど、全体的にメリハリが薄く、爽快感がない感じ。攻撃のモーションアニメにフレームを抜くようなメリハリをつけるだけで良くなるんじゃないかな…とも思ったけれど、一番は破壊エフェクトに原因がある気がする。壊したときに破片がもっとバラバラと飛び散るだけで変わってくるんじゃないかと思った。
好きな点
・UIと演出は近年のゲームの中でもかなり質が高いし参考になるところしかない。ほんとカッコいい。カーソル移動やメニューの遷移一つ一つに決まったアニメーションが割り振られているし、敵グループを倒してエリア突破したときやプロローグをクリアしたときの演出はちゃんとプレイヤーを気持ちよくしてくれる。画面いっぱいいっぱいに文字が表示されるのはやっぱりキルラキルの影響がでかいんかな(使用フォントも近いし…)
・お話の導入がめっちゃ丁寧。宇宙船内に取り残された壊れたメカ少女とそこに運よくアクセスした端末の前の自分が最初に対話することになるのだけれど、項目の分岐が多いのでちゃんとお話しさせようとしてくるのが伝わってくる。特に「今どんな環境でゲームしているのか」についての質問があるのはビビった~一番下の項目を選んでたら配信を意識したセリフを吐いたりしてくれるんかな。「この人以外にも多くの人たちが私たちに接続してくれています!」みたいな。
このあとメカ少女が修理することになるんだけど、「自律コントロールシステムだけが修理できないから今接続しているあなた(自分)に動かしてもらえませんか」って頼まれるくだりがあって、世界の中で自我を持ったキャラクターをプレイヤーが操作することに理由付けがなされていたのがマジでよかった。(この作品がはじめてではないだろうけど。これが発祥じゃね?ってゲーム作品あったら教えてください)
プレイヤーという存在を明示的に参加させるかさせないかは合うゲーム合わないゲームあるだろうけど…明確に参加させられている感覚がえられて良かった。世界設定と魅せ方にこだわりを感じるので、相当この手のアニメーションに影響受けているんだろうな…と思った
・チュートリアルがすごく丁寧。基本の操作はもちろん、UIの説明やスキルの効果や解説などを専用の一枚絵も混ぜながらじっくりやってくれるので、一通り流すと「よくわからないこと」はあんまりなくなる印象(強いて言えば本当に要素が多いので理解しきれないくらい)
作る身としてはよくもこんな大変なことを…って気持ちになった。シーン管理とかフラグ管理とかこうやりましたよっていうスライドが欲しいくらい。うちもチュートリアルつくらなきゃなあ…ほんますごい
その他
・立ち絵も3Dモデルもどっちかでいいからしゃべりに対して口パクが欲しくなった。プロローグだけで既に要素もりもりなので工数的に大変なのは超わかるけど…逆になんでここだけ端折ったんだろうっていう疑問が出てくるな~
・プレイヤーにとって今時当たり前のことといえば当たり前のことだけど、選択項目にいちいちボタンアイコン出してるのえらすぎる。
・一部の文字の縁取り(特に気になったのは「へ」)の端が切れているのにしょんぼりした。これはクオリティにしょんぼりという意味ではなく、うちのゲームでも同じような問題を抱えていたのでどのゲームも共通といえば共通なんすね…大変すね…という意味で。
・タイトル画面に複数パターンあるの面白い。アニメーションのアイキャッチとか、エンドカードに通ずるものを感じる(もっといいたとえがある気がする)
おわり!!
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