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アニメ ソ・ラ・ノ・ヲ・ト

今回も前回同様この自粛の暇つぶしの一環として私がこれまでに見てきたアニメの中から選りすぐりのオススメの作品を紹介していきたいと思う。それでは今日紹介するのは、「ソラノヲト」だ。この作品はまず2010年に放送されたアニメで正直知っているという人は結構少ないのではないだろうか。そんなこの作品を多くの人に知ってもらうべくこの作品の魅力を紹介していきたいと思う。まずこの作品の魅力は平和というものを感じさせてくれるという所にある。どういう事かと言うと最初に日常の平和を描き最後にその日常は平和だったという事に気づかされるという事だ。それではこの作品のあらすじを読み解いて行くことにしよう。
遥か未来の時代大規模戦争後のつかの間の平和を描いており主人公は新任の軍人の女の子で女性軍人ばかりで構成された1121小隊に配属されてそこから様々な体験をしていき色々な面で成長していく様子を描いているという作品だ。
さぁ少し省略し過ぎた感はあるがざっとこんな感じである。このあらすじからも読み取れるようにこの作品の1番の魅力は主人公"かなた"の精神面や技術面など色々な面での成長していき最後にその集大成を見せる所にある。細かく説明するとこの作品中で主人公はラッパ手兼通信手でありこの戦後の世界で楽器を吹ける者は少なくそんな世界で綺麗な音色を奏でる軍のラッパ手に憧れ軍に入った主人公、そんな晴れて配属さるた先の「時告げ砦」で上官の"リオ"からラッパの教養を受けていくというストーリの中で任務中にガラス職人の「努力出来ない奴はすぐ才能のせいにして逃げる。逃げるなそれが職人だ」という言葉がきっかけになりストーリ途中で一気に何かを掴んだかのように音をだすこしたりと作中幾つもこのような主人公含め登場人物が成長していく描写が描かれている点がこの作品の1番の魅力なのだ。そんなこの作品で私には最も印象的なシーンがあるそれは最後に3話近くの時間を使って描かれたラストストーリである。ここでは国境付近の警戒任務中の主人公がある負傷している越境した敵兵を発見した事から始まりその捕虜の扱いを巡って敵国と自国で意見が噛み合わずあと少しで戦争寸前の所でこの主人公がラッパを演奏し味方そして敵兵その周りを全てを包み込み冷静な状態に戻す様な素晴らしい演奏をするというとても美しい描写がありそれがこの作品のラストシーンなのだ。本当に私が凄く好きなシーンであり本当にこの作品を見てほしい1番の理由だ。
まぁとはいっても平和を訴えるこの作品ではある程度予想はついていたしかし予想していた通りであったものの美し過ぎたあのシーンだけはこんな私も思わず目が煌めいてしまった程だ。そして私はこの作品を通して世界観が変わった平和というのは非日常であり奇跡なのだという事に気付かされたのだ。そしてこの作品を通して平和とはたった1人の善意でもその場にいる皆にシグナルすれば起きうる奇跡なのだと私は感じた。私はこれまでも分かっていたつもりだったが分かっていなかった事を確認できた。そして私はなにより一層この世界の情勢に目を向けるようになった。そんな1人の人間を変える程のこの作品だがいかがだっただろうか。是非この今コロナを巡って安定しない世界情勢の今まさにこの作品を見て自分の意識を変えて見るというのはこの自粛期間の最高の使い方なのではないだろうか。

追記
今回もまた語彙力のないこの文面にお付き合い頂き感謝しかない。この作品は個々のキャラもしっかりしており主人公との関係性そして絡みも魅力の1つで本当に気軽な気持ちで見ても残酷さを持って平和の大切さを伝えるドキュメンタリーとは違い最後まで終始ほんわかしたストーリの中で美しい描写で平和という物を考えさせるアニメなのでシリアス展開が無理な方でも十二分に楽しんで貰えるのではないだろうか。そんなこの作品を見て貰いたく今回はこのような形で紹介させていただきました。最後まで読んで下さりありがとうございました。

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