PBFDについての備忘録 その2
PBFDと判明するまでの間、とにかく心配でたまりませんでしたがまずは2羽を隔離しなければなりませんでした。PBFDは非常に感染力が強く、ともすればスミレにも罹る可能性がありました。
いつも仲良く過ごす2羽を引き離すのは心が痛みましたが、2羽ともPBFDに罹ってしまっては元も子もありません。
もともとケージは1つにしていたのですが急遽ケージを購入、すぐにやってくる冬に備えてペットヒーター及びサーモスタット、羽毛や脂粉の飛沫感染を防ぐためのカバー、そしておやすみカバー等を急いで用意しました。amaonで頼めばよかったのですが(かなり市販にくらべて金額が違っていたので)、待ったなしの状態だったためほぼ定価でそれらを用意し病気へと備えました。※もちろん動物病院の先生に指示を仰ぎながらです
陽性と知ったときはとてもショックでしたが、とにかくレモンがストレスなく日々を過ごせる為に様々な餌を用意し好みを把握し、室温を調整し、部屋を隔離しました。
が、ここで問題が発生。
もともとは群れで生きる生き物であるインコ。
1羽で過ごすことによってストレスがかかりレモンはすっかり弱ってしまいました。
この頃は体も辛かったのだと思います。
いつもビクビクしていて、ケージのなかでもあまり動かず、日々抜け落ちる血液の付着した羽根は減る事なく、飛ぶ事もできません。
その上大好きなスミレに会えない。
すぐに動物病院の先生に相談しました。
先生からは…
・PBFDは感染力が強いが、今までこれ程近くにいて感染していない為、カバー越しであれば一緒にしても構わない。清掃は消毒をしっかり行うこと。また、スミレは抵抗力がたまたま強い個体だった為罹らなかったが、本来であれば罹っていてもおかしくない。
今後も何かあればすぐに相談して欲しい、との事でした。
早速面会。
あんなに元気がなかったレモンが嘘のように生き生きとしました。本当に良かった。
ちなみにスミレも検査をしていたのですが、こちらは健康そのもの。
スミレの素晴らしい抵抗力のおかげで、レモンも寂しさを乗り越えてPBFDと闘えました。
しかし!
またしてもレモンの別の病気が発覚。
糞の色がやけに薄かった為に獣医さんに診て貰ったところ…メガバクテリア!
※詳しくはこちらのリンクをご参考下さい。
日々のインターフェロンに加え、美味しくないメガバクテリアの薬を飲む事1ヶ月。
なんとかこれを乗り越えました。
季節はすっかり冬になっていました。