
【ポケモンSV】S11 最終219位(最終・最高2049)ビリビリくまたん❤️
はじめに
素振リです。今期も一応レート2000を達成できたので、記事にします。今期はサイクルを回しづらいクソ環境でしたが、なんとか勝ち切ることができました。構築の完成度はある程度高いです。ただし、あらかじめ言っておきますが、このルールでサイクルを回すのは諦めた方がいいです。今期はまあまあうまく行っただけのように感じています。一応、構築画像の下にレンタルコードを貼り付けておきます。

使用構築

コンセプト
・複数の強い並びによる戦術の多様化
・サイクル選出、対面選出の融合
・思考の放棄である電磁波構築に逃げない
・受けループに1枠割くことなく、汎用的なポケモンの並びで見る
構築経緯
今期強いと思ったポケモンは物理はパオ・ウーラ・カイリュー・炎ポン、特殊はガチグマ・カミである。こいつらに対して単体で見ることは不可能であるため、複数の並びで柔軟に見ることを考えた。
パオ・ウーラ・炎ポンに対してはスカーフ水ウーラオス+ゴツメサンダーの並びで見る。ガチグマ、カミに対しては前期の構築で強かったサンダー+HDチョッキドドゲザン、スカーフ水ウーラオス+HDチョッキドドゲザンの並びで見る。ガチグマの火力がエグすぎるため、サンダーに怪電波、ドドゲザンにメタルバーストをしこみ、ごまかし性能をさらに高めた。カイリューに対してはメインウェポンの一貫を切ることができるハバタクカミ+サンダーの並びで見る。
ここまでで受け系統、ママンボウ構築、展開構築がキツくなるため、それらを見ることができるチオンドクガを補完に採用して構築とした。
個体紹介

HB…ノマテラカイリュー神速2耐え
S …スカーフ込み最速ドラパ抜き
ガチグマにテラスを切らせたり、ブエナ以外のカミ・ツツミやパオを上から殴ることができるなど、偉いところしかないポケモン。火力耐久素早さ全てを備えた神ポケだった。ただし、カイリューにバカ弱い点だけが弱点だった。

HB…できるだけ高く
S …準速ガッサ抜き
スカーフ水ウーラオスと合わせることでほぼ全てのウーラオスを処理できた。パングロ以外のウーラオスには負けることがなかった。また、炎ポンについてはウーラオス蜻蛉→サンダー引きゴツメでテラスを切らせるか対面処理をすることができたため、並びとしてはとても強かった。この並びも強かったが、それ以上にサンダードゲザの並びの使用感が良かった。怪電波によって特殊アタッカー全般を完封する試合も少なくなかった。特にウルガモス、クエス等の積み特殊アタッカーはガチグマの影響で身代わり持ちが少なかったこともあり怪電波で機能停止にすることができた。これらに加えて、流行りの電磁波エアスラのゴミクズカイリュー等の電磁波撒きに多くの仕事をさせない点も偉かった。

C …火力が欲しいためブッパ
S …龍舞カイリューを見やすくするために最速
鋼カイリューが多いこともあり、諸説枠。あまり選出できなかった。ただ、フェアリーの一貫を作って詰めるという選択肢を構築に入れ込むことができるという機能は評価できる。

HD…チョッキ込みでH≒Dの最大効率
A …できるだけ高く
今期の2番目のMVP。ガチグマのブラッドムーンを半減にしつつ、大地も余裕を持って耐える。今期の強かった要素としてはメタルバーストである。ほいみんちゃんのアドバイスでびっくり要素があればいいということで採用。Sが50族ということもあり、ガチグマのしんくうはや大地を跳ね返して致命傷を負わせたり、基本不利なカイリューをもっていくこともあった。革命的なポイントとして、イーユイに対してテラスを切ってメタルバースと1殴りで対面勝つこともできるようになった。また、前期同様に負けん気が強かった。サンダーに対してがんぷうを打ってくるランドが多かったり、ムンフォのCダウン等で最強になるということもあった。

HB…ぶっぱ
今期のMVP。物理アタッカーやキョジオーンに負けない。ただ、カイリューやツキに対しては飛行、鋼の択が発生する点が難しかった。世間では炎ポンで対策しているつもりの人が多いが、技選択を誤らなければ基本的に負けることはない。塩ポンの並びは前期からのチオンドクガの練度もあって負けなかった。

H …ぶっぱ
D …あまり
S …最速ウーラオス抜き抜き
ちょっとした特殊受け兼毒ビシまき&回収役。今期は毒ビシの刺さりがいいため、毒ビシ採用。カイリューに対してちょっかいをかけるためにもどくどくも採用。壁展開系やコノヨ展開系には積極的に投げて毒びしを撒きにいくことで、ツキ等に3タテさせる時間を作らせなかった。カミやサーフゴー、炎ポンにそこまで弱くないという点も良かった。
選出
選出は基本、相手の構築に合わせて柔軟に対応する。以下によく投げた選出を基本選出として記載しておく。どの並びでも次の動きは共通で行うようにすると安定する。
①ガチグマ初手…ウーラ蜻蛉→ドゲザブラッドムーン受け→サンダー怪電波
②オーガポン初手…ウーラ蜻蛉→サンダー→ウーラ蜻蛉
基本選出1 ラオスorカミ+サンダー+ドゲザ
大体はこの選出。パオラオスカミガチグマを重く見る時はウーラ、カイリューを重く見る時はカミを選出。
基本選出2 ラオス+カミ+サンダー
攻めっ気を強くしたい時。
基本選出3 ラオスorカミ+チオン+ドクガ
ママンボウ系統や受けサイクルはこの投げ方。
基本選出4 サンダー+チオン+ドクガ
対受けループ。サンダーでラッシャ、ドヒドを牽制。ドクガで毒ビシ回収とラキハビを疲弊させる。チオンでHPを継続的に削る。グライオンやドオー入りの受けループ以外には負けなかった。
重いポケモン・並び
・眼鏡イーユイ
・ドオー
・パングロ剣舞ウーラオス
・ブエナアクロバットアイヘはたきツキ
・鋼スケショカイリュー
最後に
今期は正直サイクル構築は負け馬でした。初戦は動きがバレていないため強いが、再戦では動きがバレていて一点読みをされてしまうことが多々あった。しかし、discordサーバーの皆さんが頑張っている姿を目の当たりにして自分も負けていられないとなんとか2049まで上り詰められました。4時台には一度2000位、レート18まで落ちて諦めようと思いましたが、最後まで諦めずせめて2000はと意気込んでなんとか這い上がることができました。来期は対面等の他の型の構築もさわっていきます。
おまけ サイクル構築を組む時に考えていること
ある人から、サイクル構築を組むときに考えていることを書いて欲しいと要望があったのでちょっと書いておきます。
サイクル構築を組むときにはまず、構築の構成を決めています。どういう構成かというと、「特殊アタッカー1+物理アタッカー1+クッション1+受け回し2+たりないものを補う枠1」です。この構成だと、選出や対戦時の詰めを考えやすいです。
構築作成の手順としては、まず環境に刺さっているアタッカーを決めます。次にそのアタッカーとタイプ補完や攻めの補完がいいアタッカーを選びます。それらを運用する際にクッションとなるポケモンを決めます。クッションには前期の記事にあったように蜻蛉等の接触技に対してゴツメや静電気、炎の体などリスクを突きつけられる要素を持たせたいです。次に受け回して勝つという選択肢を入れるために受け回しコンビ2匹を入れ込みます。いわゆるチオンドクガ、アマガドオー、塩ドオーなどです。ここまでで足りないものを残りの1枠に詰め込むという感じです。
この手順で組むとある程度いい感じの構築になると思います。あとは環境に刺さるアタッカー、クッションを見つけてあげてください!
Special Thanks
・構築相談に乗っていただいたシグマ様
・構築相談に乗っていただいたほいみんちゃん様
・HANABI様、ぷれ塩様、ねこぷし様、ほいみんちゃん様
・レブリスの皆様
・レブロンぽけ
