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【エクストラ】偉大な大樹入りサーナイトexのデッキレシピ

本記事では、エクストラ(Expanded)レギュレーションの「サーナイトex」デッキの構築とプレイングについて書きます。


デッキレシピ

【デッキコード】Vffkf1-BXxqmx-Vw1F5d

コンセプト

偉大な大樹(sv7a)を加えたサーナイトexデッキです。従来はふしぎなアメサーナイトexを育てる必要がありましたが、偉大な大樹の登場によりタッグコールグズマ&ハラを使用した展開が可能になり、安定感とスピードが格段に増しました

特に、先2でタッグコールを使った場合の、以下の動きが強力です。全盛期のこくばを彷彿とさせる、理不尽な展開ができます。

採用カード

ポケモン 17枚

  • 4-4ー2・1・1 ラルトス(S9a)キルリア(S11a)サーナイトexサーナイト(S6H)サーナイト(BW3)
    メインとなる進化ライン。エネルギー加速とアタッカーの役割を一挙に担う。ラルトスはファントムダイブで倒れないHP70のものに統一した。

  • 2 ザシアンV(S8a)
    メインアタッカー枠兼森の封印石の貼り先として採用。特性のエネルギー加速が便利。サーナイト(ブレインウェーブ)が入っているので、2枚で足りると判断した。

  • 1 ゲンガー&ミミッキュGX
    「ホラーハウスGX」により偉大な大樹の効果を2回使用するために採用。

  • 1 ミュウ(S8a)
    「ふしぎなしっぽ」で展開するために採用。

  • 1 ソーナンス(XY4)
    「がまんのかべ」で相手の動きを止めるために採用。

トレーナー 33枚

  • 4・3・3 なかよしポフィンバトルVIPパスミステリートレジャー
    1ターン目にラルトスを2体以上出したいため、なかよしポフィンを4枚採用。バトルVIPパスはなかよしポフィンの補完のため、ミステリートレジャーは主にキルリアをサーチするために採用。

  • 2 バトルサーチャー
    終盤しか使わないので2枚だけ採用。

  • 4 タッグコール
    コンセプトの動きをするために4枚採用。

  • 3 バトルコンプレッサー
    超エネルギーとバトルVIPパスをトラッシュするために採用。序盤に引いても強いので、3枚採用。

  • 2 トレーナーズポスト
    デッキ中のトレーナーの枚数が多いため採用。終盤に山札に残しておくと手札干渉に強くなれる。

  • 2 フィールドブロアー
    ①ダストダス(ダストオキシン)対策と頂への雪道解除のため採用。

  • 1 森の封印石
    ザシアンVにつけて使用する。グズマ&ハラでキャプチャエネルギーと合わせて持ってくることが多い。

  • 1 ナンジャモ
    終盤に頂への雪道と合わせて手札干渉するために採用。

  • 1 マリィ
    ホラーハウスGX後に頂への雪道と合わせて手札干渉するために採用。

  • 2 グズマ&ハラ
    バトルVIPパスでサーチできるため、サイド落ちを考慮して2枚のみ採用。

  • 1 シロナ&カトレア
    タッグコールから持ってこられるサポーターとして採用。縦引きでドローしていくデッキタイプのため、3枚ドローでも強く使える場面が多い。

  • 1 グズマ
    バトルコンプレッサーで使いまわせるため1枚採用。

  • 1 偉大な大樹
    このデッキのキーカード。グズマ&ハラでサーチする。

  • 1 頂への雪道
    相手の動きを止めるために採用。自分のサイコエンブレイスも使えなくなるが、他のポケモンの特性でドローできること、タッグコール→グズマ&ハラでワンダーラビリンスを持ってこられることから、困る場面は少ない。

  • 1 ワンダーラビリンス
    妨害用スタジアムその2として採用。

エネルギー 10枚

  • 8 基本超エネルギー
    サーナイト(サイコミラージュ)がいなくても、「ストームスラッシュ」でHP280のラインを突破できる枚数とした。

  • 2 キャプチャエネルギー
    グズマ&ハラでサーチするために採用した。

採用候補

  • カプ・テテフGX
    カプ・テテフGXをサーチできるカードが少なく、使いたいタイミングで使えないため見送った。

  • ネクロズマGX
    ザシアンVより火力が出るが、森の封印石に対応しないため見送った。

  • ふしぎなアメ
    偉大な大樹で進化するコンセプトのため不採用とした。

  • レスキュータンカ
    ポケモンをトラッシュしないようにリソース管理すればなくても困らないと判断した。

  • 空の封印石
    森の封印石でしっかり展開した方が強い場面が多いため見送った。

  • N
    バトルコンプレッサーのおかげで終盤は山札が少なくなるため、不要なカードを山札の下に送ることができるナンジャモの方が強く使えると判断した。

回し方

  1. 先行を取ります。

  2. 1ターン目:
    ラルトスを並べます。相手が速いデッキ(ルギアなど)の場合はソーナンスを、遅いデッキ(レジドラゴなど)の場合はミュウをバトル場に出します。
    たねポケモンを呼ぶカードが大量に(計14枚)入っているので、約9割の確率でラルトスを2体以上並べられます。

  3. 2ターン目:
    グズマ&ハラを使い、コンセプトで書いた通りの動きで展開します。
    ここでキルリアも場に出せると後々の展開が楽になります。
    偉大な大樹のサイド落ち等でうまく展開できないときは、ソーナンスで足止めします。

  4. 3ターン目以降:
    場を展開しながら、ザシアンVまたはサーナイト(ブレインウェーブ)で攻撃します。余裕があれば、頂への雪道+マリィで手札干渉もします。その後は、サーナイト3種が場に揃えばまず負けません。

終わりに

偉大な大樹の登場により、2進化3体を育てることが現実的になりました。サーナイト3種が場に並ぶ姿は圧巻です。2進化ポケモンが好きな方におすすめです。