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編集後記:お客様の心に残らないおもてなしを。
「noteは息抜きの記事が必要なんだよ。」というネパールの友人の助言から、たまにゆるーく独り言を書いていこうと思います。
って、今日は思ってるけど、明日は思わないかもしれないので、
ここで会ったが何かのご縁、今日はお茶でも飲みながら、ゆるりとお付き合いください。
お客様の心に残らないおもてなしを。
前世、地方のフリーアナウンサーとして細々とやっていたが、どうにもこうにも厳しい世界である。
なので、結婚式とかイベントとか、MCメインのバイトをしてた。
そこで結婚式MCのプロに出会う。小っちゃくて緑のかわいいおばちゃんで、「マスター・ヨーダ」と私が勝手に呼んでいた。
ヨーダは言った。
「MCは主役ではない。舞台の端に立っていることを忘れてはならない。全てが滞りなく進み、セレモニーが無事に終わったとき、ゲストがMCの存在すら忘れてしまうくらいでよい。
彼らにはもっと特別な思い出が出来たのだから。」
私=新米ジェダイは膝をついて敬服する。
民泊のおもてなしもそういうものだと思う。
「感動的な宿泊体験」を望む人は高級ホテルでそれを味わうだろう。
民泊を選ぶ人は、部屋の外の体験にワクワクドキドキし、
部屋の中では、仲間や家族たちとゆったりリセットの時間を作るのだ。
その時間を邪魔してはならない。
洗濯機の使い方がわからない?テレビのリモコンがどこかわからない?
ストレスを与えてはならない。
「ヘイいらっしゃい!」「無事ついた?」「何か不明なことがあったら
連絡してね」
野暮な言葉かけは不要だ。
必要最低限のやりとりを、明確に、最適なタイミングで。
親切の押し売りじゃなくて、何も言わなくても快適に過ごせる。
メッセージのやりとりなんて心に残らないくらいの方が、
ちょうどいいおもてなしなのだとヨーダは教えてくれた。
今日もどこかで、
ヨーダは心に残らないおもてなしをプロとして繰り広げているだろう。
ありがとう、ヨーダ。
ホースと共にあらんことを。
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