
‘24 Summer
今年の夏の思い出を書き残そうと思います。
南の島のヴィラ
8月は毎年ワーケーションのご主人様。皆で一緒にリゾートに行くのが恒例です。今年は王国に赤ちゃんが2人増え、お子様が5人となったので、海外ではなく国内の島に滞在となりました。
とても綺麗でオシャレなヴィラで、到着した時点でみんな大はしゃぎでした。いくつかのヴィラがまとまってリゾートを作っているんですが、全棟貸し切りだったので本当に〝王国〟という感じがして、改めてご主人様を誇らしく思いました。
ヴィラには小さなプールが付いていて部屋の作りも開放的なので雨の日でもつまらないことはなく、好きな場所で気持ち良く過ごせます。ビーチにも遠くないので、海も満喫しました。🌴🏖️
観光はあまりせず、のんびりと(毎日騒がしかったですが。笑)南国の空気を感じるステイでした。
海も星空も凄く綺麗だった!
ヴィル(犬)を連れて来れなかったのが残念ですが、本当に幸せな日々でした。沢山写真やムービーを撮りました。
大家族で旅暮らしなんて、小さい頃の僕からしたら想像も出来ないことです。今王国の一員として過ごせていることを不思議に思ったりもします。
仁士様、智士様、征士様、天羽様
仁士様と智士様はもう堂々とお歩きになりますし、遊び方も元気が良くて、とってもわんぱくで、1年で赤ちゃんはこんなに立派な子どもになるんだ!と、おそばで見守らせていただいていて、とても感慨深いです。👶🏻
征士様と天羽様は赤ちゃんですが、僕は赤ちゃんが大好きなので、お世話も慣れていますし、夜中にお世話をすることも、ミルクをあげることも、大事な僕の仕事で、それは本当に僕に自信をもたらしてくれるんです。僕みたいなダメな奴隷でも、ナニーとしては役に立っているのかな、って。
赤ちゃんは良い匂いがします。4人のプリンスとプリンセス達をお守りして、将来はご主人様達としてお支えし、お仕えさせていただけることを、改めて幸せに思います。
〝王国〟という世襲制度を築かれているご主人様を本当に尊敬します。
龍様と晶様
プリンス龍様は晶様と一緒のヴィラに滞在されました。
晶様は怖くないのですが、龍様はとっても怖いです。音羽さんと美沙さんにそうこぼしたら、「逆じゃね? 直ちゃんの感性謎ー。笑」と笑われてしまいました。
晶様はお若いのにドミナントとしてご主人様と同じ匂いがするのですが、どんなに強い言葉を使われても僕は居心地が良く、波長が合うのです。それと比べると龍様は僕にとって居心地が悪いというか、緊張してしまいます。
ご主人様の偉大な遺伝子を受け継がれていて、それだけで尊敬すべきお方なのは重々分かっているのですが、お言葉のひとつひとつが僕には恐ろしくて。💦
ある日、ご主人様の命令で龍様から仕置きを受けろ、という事になり、鞭をいただいたのですが、笑いながら数えきれない鞭を振るわれて、僕が悲鳴を上げるともっと激しく打ってこられるのです。耐えて耐えて、地獄のような恐怖でした。
痛みの中で、龍様は僕に愛情が無いから怖いのだ、と気付きました。
そしてご主人様や晶様のように僕を可愛がってくださるお方のありがたみを思い知りました。ご主人様はこういったことを全てご存知で、僕の心を鍛え、試し、奴隷の身分を分からせてくださるのだと、気が遠くなるほどの感謝でいっぱいになりました。
丈さんと大吾さん
丈さんとはほとんど兄弟のように暮らしていますが、大吾さんもとても優しくて、あたたかくて、頼もしいお兄ちゃんです。
丈さんはいつもふざけて僕をからかったり、変顔をしたり、ゲームをしようと誘ってくれたり、僕をハグしてくれます。大吾さんは、穏やかに僕の話を聞いてくれたり、子どもの世話の仕方について教えてくれます。小さい頃の話とか、誰にも話していないような重い話とかも、大吾さんには何でも話せるんです。
リゾートでの丈さんは盛り上げ役です。本当に面白いです。丈さんがいるだけで周りが明るくなる太陽みたいな人です。
大吾さんはご主人様が酷いことを命令しても、ひるまないで黙って従う素晴らしい奴隷さんです。征士様のうんちを舐めろ、と言われた時も、何にも動揺しないで「ありがとうございます」と返事をしていました。僕は大吾さんを凄く尊敬しています。大吾さんが美沙さんを見つめる愛情いっぱいの目が、僕は大好きです。
森の中の別荘 ご主人様への想い
夏休み後半は、海リゾートから山リゾートに移りました。
去年も滞在した別荘です。売却されるそうなので、もう来年は来ないとの話です。思い出いっぱいのこの場所を目に焼き付けようと思いました。
別荘ではご主人様と二人きりなので、すごく緊張しましたが、ヴィルも一緒なので、森を駆けて遊んだり、ヴィルとも毎日沢山遊びました。ヴィルはブリーダーさんによく躾けていただいているので(僕も躾けを頑張っていますが、定期的に里帰りしてブリーダーさんに躾けをお任せしています。また訓練士さんにも依頼しています。)本当に良い子です。いつか環境が整ったら、もっと犬を飼いたいなあ。
ここで、ご主人様への想いを書いてみたいと思います。
主従の契りを結び、奴隷契約をしてからあっという間に2年が過ぎ3年目を過ごしています。
1年目は、幸せ過ぎて、不安で、嬉し過ぎて、淋しくて、という感じでした。2年目は、2人の赤ちゃんがファミリーに加わって、王国がパーっと明るく賑やかになりました。
3年目は、さらに2人の赤ちゃんが産まれて、生活の愛しさや大変さを実感しています。
そんな中で僕は毎日、ご主人様に拾われて飼われている自分に、よかったね、よかったね、と心の中で話しかけています。ずっとひとりぼっちだった僕に、家族が出来たのはご主人様のおかげです。
昔は主従関係に憧れていたけれど、今は主従関係を生きています。ご主人様が命令を下さり、ご主人様が役割を下さる。ご主人様が聖水を下さり、ご主人様が鞭を下さる。それは誰に理解されなくても、僕の居場所で、僕の幸せです。
ご主人様のためにご飯を作ることが好きです。
ご主人様のために赤ちゃん達の世話をすることが好きです。
ご主人様の荷物を持つことが好きです。
ご主人様のために英語を勉強することが好きです。
ご主人様に殴られるのが好きです。
ご主人様に蹴られるのが好きです。
ご主人様に撫でられるのが好きです。
ご主人様の匂いが好きです。
ご主人様の全てが好きです。
どうかご主人様、僕をずっとお側に置いて下さい。
僕に役割を与え続けて下さい。
僕の生きる意味はご主人様のお役に立つことだけです。
温泉での決議
去年も行った温泉に何度か通いました。森の別荘からほど近いところにある素敵な温泉です。
温泉には対等なフリをした状態で、一緒に浸からせていただきました。
「直は、俺の考えを最優先するよな?」
と訊ねられ、僕はすかさず
「もちろんです!」
と応えました。
「じゃあ何で逆らう」
と片手で首を絞めてこられました。
「逆らってません」
必死に声を出して、応えました。
「ならば、来年か再来年、お前の子を作るからな」
僕が唯一ご主人様のお考えで受け入れられなかった、恐れていたお話でした。
「はい、ありがとうございます」
僕は、そう言う他にありません。
ご主人様のお考えの深さや、遠く未来まで見通された計画に、逆らってはいけません。従うのがsubmissiveの役目です。
僕はご主人様を信じてついていくしか、生きる道はないのです。僕は僕の意志を継いだ、遺伝子を継いだ、王国のための絶対服従のsubを作らなければなりません。
僕がご主人様に命を捧げる覚悟は、戦国時代ではない現代である以上、僕の精神を受け継がせた子どもを作ることでしか、証明出来ないのです。
僕は覚悟があります。
ご主人様に命を捧げる、覚悟があります。
あっという間に年末ですね。
今年も結局あんまりnoteを書けずにすみません。
懲りずに応援宜しくお願いします。💦
ご主人様の足元で
ロンドンにて 12月
直 🐾
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