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足の着け方わすれた
古い戸建て
クーラーはない
蔦に覆われていて
一階は涼しい
私の汗腺は正常に作動していて
イカれたように汗を流す
いつも全身がヒタヒタしている
夏の競馬場にいる馬の艶
彼等もヒタヒタしている
どうしてあんなに美しいのだろう。
私の身体も汗で輝いてくれればいい
秋の涼し気な風が吹いた日は
全身の膜が剥がされ
剥き出しになった肌がキュッと締まり
その上をなぞるように微かな冷気が通り過ぎた
そしてその小さな感覚は
私の脳裏から大きな公園の芝生で寝転ぶスウェータ姿の少女が20分もそこに寝転ぶと肌寒そうに起き上がる姿を引っ張り出す
あと数ヶ月も経たぬうちに身に起こるであろうその光景に私はこの上ない歓びを感じた
もう私は少女でない
何となく忙しなく生きているが最近は根詰まっているわけでもなく小さな事にもプンプン怒れる余裕っぷり
複雑で此処に書けないと思っていることも案外複雑でないかもしれないし
彼らの秘密も秘密じゃないかもしれないし
隠れて愛されてるのも隠してないのかもしれない、または愛されてないのかもしれない
とにかく人は豊かさを失っちゃ終わりだと思うのだけれど、
脳の持ち腐れになっちゃうからね
最近の映画祭受賞作品は社会性を重視されすぎているからつまらないわ。
近年取り沙汰されている社会的ホットトピックの中に無理矢理綺麗な画をぶち込んでも無駄よ、無駄よ。
この間 2回言えばいいってもんじゃないって 怒られたっけ
私はあなたの彼女嫌い
私のこと捨てきれないあなたも嫌い
今度ピクニックするの、楽しみ。
思いっきり「さむい」というの。
宙に浮いた様な感じが続いているから何言われても少し浮ついた思考になっちゃうみたい。