東京ミュウミュウバチコン世代から蘇る思い出
東京ミュウミュウの新作アニメが製作決定！？
主人公の桃宮いちご役は一般公募！？
よ〜しぼくちんもミュウイチゴになって地球の未来にご奉仕するにゃ〜〜〜ん♡
はっ…
夢か…
夢じゃなかったわ。現実でした。
ちいちゃい頃東京ミュウミュウが大好きでアニメを観ながらキャッキャしてたのを覚えてます
東京ミュウミュウに限らずおジャ魔女どれみふたりはプリキュアシュガシュガルーンふしぎ星のふたご姫明日のナージャあたりはもう本当に大好きでしたね。今同世代の女の子は懐かしさに腹パンされて悶え苦しんでるところだと思います。
東京ミュウミュウの思い出話をしますとね、
今でもおもちゃ売り場とか見るとプリキュアの変身セットみたいに書かれてる衣装が売られてますでしょう？
当時も東京ミュウミュウの衣装セットが売られていた訳です。
今思えばコスプレオタクの第一関門開くきっかけですよねあれって。
それまで親の教育方針もあってアニメ系のおもちゃはあまり買ってもらえず、買ってもらいたいのであればジジババに強請るという方法しかなかったのですが、クリスマスだったかな、おもちゃを買ってもらえる口実難易度:易のイベントが年一でありますよね。そのタイミングでおじいちゃんに東京ミュウミュウのミュウイチゴの変身セットを買ってもらいました。
しかし小学校低学年のクソチビの私にもその変身セットを買ってもらう上で複雑な葛藤があったわけです。
東京ミュウミュウの衣装は華がない
実際華が無いわけではなく、当時の私が思った感想です。東京ミュウミュウの衣装は可愛いよ。
詳しくないよって方は検索してもらえればすぐ出てくると思います
現代のプリキュアの様なフリフリの衣装に比べて東京ミュウミュウはバレエのレオタードの様なぴったりしたコスチュームにイメージカラー一色という非常にシンプルな作りになっています。
華がないというのはこうした知識を得た現在の私が言い換えた言葉で、当時のクソチビの私の言葉で言えば「もっとお姫様みたいなフリフリとかリボンとかハートとか欲しい」です。
スタイリッシュで可愛いなとは思うんですがこういったぴっちりした衣装の見栄えを考える上で何が重要でしょうか、そうです、体型なんですね。
高い頭身と細いウエスト、これが成り立つからこそ身体のラインの出る細身でシンプルな衣装が映える。
ところがこれが商品化されて実際に着る幼児はどうだ、言っちゃ悪いがずんぐりむっくりなんじゃ。
信じられない、幼女はすべてにおいて可愛さの権化だと主張したい方がいらっしゃれば滅茶苦茶頑張って当時の私が衣装を着ている写真を見つけ出してくるから名乗り出てください。
何が言いたいかというと小学校低学年、おそらく7〜8歳くらいの自分自身ですら薄々思ってはいたんです。
「こんなピチピチの服着て可愛くなれんのかよ…」と。
「ふわふわぷりぷりだったらもうちょっと誤魔化しが効いて夢見れたんじゃねえのか…？」と。
なんだか自分がこれを着こなす自信がなかったわけで、それで卑屈になってたわけです。
現実の幼女って意外と冷めたことも考えるんすわ。
じゃあなんで東京ミュウミュウの衣装を買ってもらったのかって？
それしか買ってもらえそうなものがなかったー！
ほんとはナージャとかふたご姫とかのおもちゃ欲しかったけどそれはもう結構前のアニメになってたから売ってなかったー！
でも今買ってもらえるイベントを逃す手はないからー！
「ここに欲しいおもちゃ無いんだったらまた今度買いに行こうか」は子供には通用しないんだよー！今買ってもらえるなら今欲しいんだーーーーーーーーー！！！！！！！！！
あともう一つ！
変身したかった…
小学生の頃から絵を描くのが好きだった。
魔女っ子や変身アニメが大好きだけど、自分が着飾るなんてちょっと恥ずかしくて内にこもっちゃう女の子。
変わりたかったんだ…
ミュウイチゴになれたら…可愛くなるきっかけになれたら…
私が世界の主人公になれたら…
そう思ったんだ…
グスッ…ごめん…あ、ハンカチありがとう…ちょっと熱くなっちゃったね…
結果買ってもらった衣装を着て撮った写真を見て私は冷静に現実を知り、人の二の腕ってこんなに太くて見苦しいんだなあ あとアニメと違って自分の肌の色濃ッと強く自分の身に刻んだのでした。
しかし写真を見る前まで大人達にかけてもらった「似合ってるね！」「一番可愛いよ！」の声が非常に嬉しく、しかし恥ずかしく、どこかこそばゆい気持ちになったことも覚えている。
はぁ〜〜〜〜〜地球の未来にご褒美してぇな〜〜〜〜〜〜〜〜〜
姉のツイートを覗き見した時、当時の東京ミュウミュウのプラスチック製フィギュアが胸の部分だけ柔らかかったということを言っていたんですが、マジですか？
ちなみに今はミュウミントちゃんが滅茶苦茶好きです。
おわり